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infinity dream online  作者: 今日のおかず
1章 ゲームスタート
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7/8

孤闘の大狼グランド

よし。ログインできたな。


取り敢えずあの称号を確認するか。


〜剣聖の継承者〜


剣聖へと至る権利を手にした者へ送られる称号。


特に効果などはないのか。まぁだが、剣聖になれることが確実だと分かっただけで嬉しいな。さて、グランドってやつのことを聞くか。


「おっちゃん、グランドってやつは、どこにいるんだ?」


「お?来たか兄ちゃん。じゃあ説明するな。グランドは北の森奥って場所にいる。北の森は知っているか?」


北の森奥?聞いたことがないな。掲示板などを見てもここら辺にある場所としては、北の森、南の草原、西の山、そして東の草原だったはずだ。攻略情報にも載っていない場所ってことか。


「あぁ。北の森は知っている。」


「なら話は早い。その森の奥には俺が結界を張っている。誰にも見つからず、グランドがファストを襲撃しないようにするためだな。そして剣聖になるためには、俺が倒しきれなかった敵を倒さなければいけねぇ。それがグランドっちゅう訳だ。とはいえ今なら倒せると思うがな。そうだ。折角だし、こいつをやる。《スキル継承対象・絶界》」


《絶界》


かつての英雄達が好んで使ったスキル。体力を消費するかわり、感覚を最大限まで尖らせ全てを把握する力を持つ。1秒で1%消費。


…やばすぎないか。かなり強いなこのスキル。というか、《国士無双》もそうだが、序盤で手に入れていいものじゃないだろ…


「まぁまだ兄ちゃんは使っては…《絶界》あ…」


これやばすぎないか感覚が研ぎ澄まされて、あれ?なんか視界が歪んでるような…


体力が0になった…


「おっちゃん、これ俺どうなってたんだ?」


そう。全くもって意味がわからない。だってスキルを発動しただけなのに。しかも体力消費量的にも絶対にあり得ないはずなのだが…


「あぁ、このスキル《絶界》はもっと経験を積んでからじゃないと使うことができねぇスキルなんだ。それにしても兄ちゃんやっぱ旅人だったんだな。死んだのに生き返りやがった。ある意味恐ろしいもんだな。」


なるほど…なら…


《絶界》


「おい!?兄ちゃん何してん…」


《絶界》


「おいだから…」


《絶界》


「俺のはな…」


《絶界》


「何バカなことを…」


《絶界》


そして数十分後


スキル《平衡感覚》を獲得しました


よし。多分これだな。


「兄ちゃん何してんだよ!?さっきダメだと言っていただろ!?」


ん?あぁ…そりゃNPCであるおっちゃんからしたら訳分からない光景だよな。俺はこのゲームを始める前、スキルの獲得方法について調べていた。まず、最初に5つスキルを選ぶ時、そして、自分の行動により獲得することだ。行動に関しては《投擲》を見てくれれば分かると思う。そして、一定数火の魔法の攻撃を受けると《火耐性》というスキルを獲得した人がいたそうだ。だから、同じようにすれば、なんだかんだいけるんじゃないかって思った訳だ。


ちなみに《平衡感覚》のスキルはこれだな。


《平衡感覚》


感覚系の妨害などが効かなくなる


うん。これで《絶界》が使えるな。


「まぁ旅人特有の対策?って感じだ。」


「ふーん。まぁとにかく北の森奥に行くぞ。」


そしておっちゃんの案内で行く道中…


「おっちゃん、俺にこんなスキルを渡してくれて良かったのか?」


「ん?あぁ別にいいよ。どうせ、剣聖なんかやめて串焼き屋としてやっていこうと思っていたからな。」


「なぁ、おっちゃん。剣聖なんて凄そうな職、他の人に継承しようと思わなかったのか?」


そうだ。俺が疑問に思っていたこと。プレイヤーの為と言われればそれまでだが、どうしてなのか気になったからな。


「ん?あぁ、剣聖って職はな、呪いみたいなもんだと思っている。俺たち剣聖はな、初代以外、戦いの中命を落としちまっているやつばかりなんだ。剣聖だしってことで恐ろしい程の戦いに国から要求されるからな。だから剣聖は、俺の代でやめようと思ったって訳だ。でも兄ちゃんは剣聖のスキルを獲得し、それにお前なら大丈夫だと信頼してるからな。おっと長話になっちまったな。そろそろ着くぜ。」


なるほどな。まぁそこら辺の理由もあるんだな。


「よし。着いたぜ」


ここか。静かな場所だな。こんなところにいるのか。


「おい。グランド、いるんだろう?姿を見せよ。」


…っなんだこれ。圧倒的強者の気配。ここまで奴は強いのか。少し舐めてたかもな。


『剣聖か、我に何のようだ』


「この彼と戦ってもらいたい。」 


『継承者か。』


「お、知ってるのか。なら話は早い。頼むぜ。」


『なら、やるとするか。』


その瞬間、グランドからの殺気が放たれた。


《看破》


name 孤闘の大狼 グランド 種族 大狼

SUM レベル 50


これがグランドか。名前があるなど、初めて見る表示ばかりだが、やるしかない。行くぞ。 


『GUoooooo!!』


グランドが突進をしてきた。なら


《絶界》


体力を消費して、回避!そしてその隙に…


《エンチャント・ファイヤ》《キングクロススラッシュ》


『む、そのスキル、貴様、魔剣闘士か。』


ちっ、削れたのは1割ほどか。だが、これを繰り返せば勝てる。だが…問題はMPを回復するポーションが少ないことだな。10回も繰り返すのは不可能だ。出来て5回程度だ。


『ふん。戦闘中に考え事とは余裕だな。』


そして、突進してきた。


スキル《執念》が発動しました


ってことはこの突進だけで俺はやられてたのか。流石に強すぎないか?ならば俺がとれる戦法は…


『ちっ、小癪な』


そうヒットアンドアウェイの戦法だ。これで5割削ることが出来た。ただ、MPのポーションが後一つになり、今のMPも殆ど無くなっちまった。


『なら、こちらも本気を出させてもらおう。《孤闘の誓い》』


…っここで新スキルか。今までは突進などの技しか使ってこなかったが、どうなるのか。だが、この戦いとても楽しい!今までは1回やられたらすぐに倒されていた。だが《極界》の影響で全ての攻撃が見えるようになり攻撃など、うまくいくようになった。何気にこのゲームを本当に楽しんでいる気がする。


『GUoooooo!』


っな、流石に速すぎないか?


《絶…


スキル《根性》が発動しました


あぁクッソ、やっぱめちゃくちゃ強いな。だが


《絶界》


これで決める!だが、今の最大火力を出すにはMPが足りねぇな。


《エンチャント・ファイヤ》《国士無双》


「オラァァァァァァァァ!!!」


これで、体力をやっと0にできた。


『ふん。以外と継承者よ、強いんだな。』


「…っ」


『まぁ落ち着け。所詮今の我は、残留みたいなもの。貴様に攻撃することはできぬ。だが、お前を我は認めることにする。これをやろう。』


孤闘の魂を獲得しました


『さらばだ』


レベルが上昇しました。

スキル《剣王術》のレベルが上昇しました

スキル《国士無双》のレベルが上昇しました

スキル《付与魔術》のレベルが上昇しました

孤闘の毛皮を獲得しました

孤闘の核を獲得しました


「はぁ、やっと終わったか。」


取り敢えず戦果を確認しよう。


孤闘の毛皮 ユニークアイテム


孤闘の大狼の毛皮。


孤闘の大狼の核 ユニークアイテム


孤闘の大狼の核。


ユニークアイテムってあるんだな。ユニークってついてるのは《国士無双》以来だな。さて、問題の魂だな。


孤闘の魂を使用しますか?Yes/No


おっと、使用?取り敢えず使ってみるか。面白そうだし。


使用しました。


うん?なんか辺が光って…


そこにいたのは…


グランドだった。


グランドをテイムしました

スキル《テイム》を獲得しました


………はい?


『よろしくな。継承者よ。』


「あ、あぁ?よろしく。」


しっかりとした戦闘回です(`・ω・´)

まぁクオリティは低いと思いますが( ;∀;)

少しでも面白いと思って頂けたらブックマークや感想などもよろしくお願いします(`・ω・´)

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