レベルアップの影響とDPの確認
ユキノさんは色々確認するようです。
ひとまず無事レベルアップ出来たのですが、スキルレベルが伸びていない事が少し気掛かりですね。
「リズさん、スキルレベルが伸びていないようなのですが、スキルレベルは普通のレベルとまたUP条件が違うんですか?」
「そうですね。基本的にスキルレベルはそのスキルを使い続けると伸びていきます。常時発動型のスキルなら発動期間が目安ですね。」
......なるほど。基本的に使えば使う程そのスキルの習熟度が上がる訳ですか。それなら意識的に使うことにしましょう。
さて、スキルレベルについては分かったので、そろそろDPについても確認しておきましょう。
えーと、現在のDPは.......
《現在の所持DP 10850P》
おっと、5桁に戻っていますね。ひとまず、DPは5000を割らないように使うことにしましょう。それなら非常時でも大丈夫でしょうし。
そうなると......利用できるDPは5850Pですね。レベルアップで新しい召喚対象や購入可能物品の中に必要なものや強力な魔物があれば使ってしまいましょうか。
まず、2000DPを使って階層を追加しましょう。
購入から、《階層追加》っと。
階層追加を選択すると、ゴゴゴゴゴ.....と地鳴りのような音がして、今の階層の上に一層追加された。
これで、2層構造のダンジョンになりましたね。
「ダンジョンはこうやって成長するんですね。」
「そうみたいです。他にも地形を変えられたりと色々便利なので、他にも有効活用できる方法があるかもしれませんね......」
リズさんと2人で頭を悩ませる。
......そういえば、昔読んだ潜水艦の本に「群狼」って言葉がありましたね。狼が群れると途端に危険になるんでしたっけ。
「あっ」
「どうしました?」
「さっきのウルフって、集団になるとどうなんですか?」
「危険度は跳ね上がりますね。一体ならユキノさんでも対処できますが、群れとなると多分今のユキノさん一人での対処は不可能です。」
群れると強いみたいですね。ポイントも余ってますし、10匹程召喚してみましょうか。
「ユキノさん、召喚してみますか?」
「そうしようと思います。1層目をゴブリン・スライムで、2層目をウルフにしましょう。」
《召喚》タブから討伐済魔物召喚を選び、ウルフを選択する。
1匹10DPですか。ゴブリン並に安いですが、討伐済だと割引が効くんですかね?
ひとまず、召喚してしまいましょう。
「ウルフ召喚っと。」
目の前に魔法陣が現れ、光が迸る。
だが、現れたのは先程のウルフとは違う姿をした魔物だった。
というか、シベリアンハスキーにしか見えない魔物だった。
「「えっ?」」
私とリズさんの声が重なる。
「リズさん、これは......?」
「えーと......ひとまず鑑定してみましょうか......」
「わふっわふっ」
困惑する私達に構わず、シベリアンハスキー(仮)は私に人懐っこくじゃれついていた。
「「鑑定。」」
種族 スノーウルフ
レベル 1
HP 75
MP 50
筋力 55
耐久 60
敏捷 85
魔力 45
器用 35
幸運 30
スキル 【氷魔法Lv1】【機敏】【群狼】
「あー、この子は北の大陸特有の進化をしたウルフの亜種ですね。」
「なんというか......凄く強くないですか?」
「強いですよ。普通のウルフより遥かに。」
「北の大陸で生まれるウルフは全部スノーウルフなんですか?」
「いえ、先程入ってきた個体のように、大半が普通のウルフですよ。今回の召喚は当たりを引いたのかもしれませんね。」
「うーん、それならどれくらいの確率でスノーウルフが生まれるのか実験がてら残り9匹の召喚も済ませてしまいますね。」
そう言って残りの9回、召喚をしてみた。
「......」
「......」
「......本当にマレビトって何でもありなんですね。」
「......自分でもちょっと怖くなってきました。」
「わふっわふっ」×10
結果、残り9回全てがスノーウルフでした。
10匹のスノーウルフにじゃれつかれ、もみくちゃにされながら私達はルビーさんに原因の心当たりが無いか聞いて見ることにしました。
プロットが原因不明のバグで消滅し、絶望しつつ再度構築しておりましたが、何とか、帰って来ることができました......
更新出来ていない間にもPVが伸びており、プロット再構成の励みになっておりました!ありがとうございます!
これからも勤務の関係で不定期更新となりますが、何とかエタらないように頑張りますので、お付き合い頂けますと幸いです。




