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はじめてのレベルアップとステータス

ユキノは空間魔法の確認をしたようです。

アイテムボックスの魔法を試した結果、20kg相当の荷物が入ることが分かった。

ルビーさんの話によると、魔力ステータスが上がる毎に魔法の効力が上がるそうなので、空間魔法も例外では無いだろうとの事。

......そろそろ私のレベルも上げないといけませんね。


「次に侵入してきた相手が勝てそうな相手なら、戦ってみますね。ただ、万が一がありますので出来れば見ていて欲しいのですが......」

「うーむ、それならリズ、ユキノを見ておいてやって欲しいのじゃ。」

「分かりました。ユキノさんが戦える相手なら私で大丈夫ですね。」


ひとまず、侵入者を待ちつつ、DPは貯めておきましょうか。


―――――3日後―――――


ここ最近、畑の世話の後にリズさんに魔法について教えて貰っています。


「樹木魔法で攻撃魔法ってあるんですか?」

「ありますよ。ユキノさんが使えそうなのは【アイヴィーウィップ】ですね。」

「茨の鞭ですか?」

「そうです。使い慣れてきて威力を高めると斬撃代わりにできる便利な魔法ですね。」

「一度見せてもらえますか?」


そういって目の前に2mくらいの岩を配置する。

「良いですよ。【アイヴィーウィップ】!」

リズさんの周りに茨が現れ、その蔦が振り下ろされる。

スパン!と音が聞こえ、目の前の岩が両断される。

......強い人が使えば、これくらいの威力が出るんですね。

人間に使えばスプラッター待ったなしです。


「......とまぁ、こんな魔法ですね。」

「私が使うとすると威力は出ないでしょうし、相手を縛って動きを止めるような使い方になりそうですね。」

「そうですね。その上で使い慣れていくと威力も上がって行きますよ。」

「一回私も使ってみますね。【アイヴィーウィップ】!」

手を翳して魔法の名前を唱えると、私の周りに茨が出現する。

岩に巻き付けるようにイメージすると、茨の鞭は岩に叩き付けられた後、岩にきつく巻きついた。


「結構イメージ通りに動かせるんですね。」

「えぇ、いい感じにコントロールできてますよ。これで動きを封じて、槍で突く形が良いかと。」

と、和やかに魔法について教えて貰っていると、


《侵入者です。対応をお願いします》

《繰り返します。侵入者です。対応をお願いします。》

侵入者を報せるアラームが頭の中に鳴り響く。

........勝てる相手だと良いのですが。


......ひとまず、映像を確認しましょう。

うーん、痩せた犬?でしょうか.........


「ウルフ.......ですね。」

「狼なんですね。」

「ユキノさんでも樹木魔法を使えば勝てる相手ですよ。」

「それでは、ちょっと戦ってみますね。」


槍を出して、魔物達を下がらせて、1部屋に向かう。

いざ戦うとなると、少し不安ですね。


「ユキノさん、私が付いているので大丈夫ですよ。」

私の不安に気付いたのか、リズさんが声を掛けてくれる。

「.......ありがとうございます。」

一度深呼吸をして、心を落ち着かせる。

よし、少し不安も無くなりましたし、頑張りましょう。


1部屋に入ると、目の前のウルフがギロリとこちらを睨む。

「グルル.......」


明らかに敵意剥き出しです。私はエサにしか見えていないんでしょう。

槍を構えて、ウルフと相対した瞬間、

「ガルゥッ!」

ウルフが間髪入れずに飛びかかって来ました。

「っ!【アイヴィーウィップ】!」

落ち着いて魔法を発動させて、茨を飛びかかって来たウルフに纏わりつかせ、絡めとるようなイメージで動かす。


「グルルッ!?」

ウルフは私の放った茨を躱そうと身体を動かすが、空中故に身動きが取れず、茨に絡め取られる。


「ユキノさん!今です!」

リズさんの声に後押しされ、目の前で絡め取られているウルフの首筋を切り裂くように槍を振るう。

「はっ!」

槍術スキルの恩恵なのか、日本にいた頃とは比べ物にならないくらいにスムーズに身体が動き、振るった槍はウルフの首筋を切り裂いた。


「ギャウッ!?」

ウルフは悲鳴と血飛沫を上げながら暴れるが、茨に絡め取られている状態ではマトモに動けず、徐々に出血から動かなくなっていった。

.......何とか、勝てたようですね。


「ユキノさん、お見事でした。」

「ありがとうございます、リズさん。」

リズさんが声を掛けてくれるのに応えていると、ウルフが息絶えたようで、


《ダンジョンマスターのレベルが上がりました。》

《実績:初めての討伐 を達成しました!》

《討伐済魔物召喚 が解禁されます。》


私のレベルが上がったみたいですね。

他にも、討伐した魔物を召喚できるんですか。厄介な相手を討伐した分だけダンジョンも強くなるみたいですね。


「どうしました?」

「レベルが上がったみたいです。ちょっと確認してみますね。【鑑定】。」


名前 ユキノ・シガラキ

年齢 18

性別 女

種族 人族?

クラス ダンジョンマスター

レベル 1→3

HP 80→90

MP 120→140

筋力 20→24

耐久 15→17

敏捷 25→30

魔力 41→51

器用 35→45

幸運 15→17


スキル 【指揮Lv1】【槍術Lv1】【空間魔法Lv1】

【樹木魔法Lv1】【生活魔法Lv1】【鑑定】


......結構伸びてますね。ただ、気掛かりなのは肉体的なステータスがあまり伸びてない事ですね。


「ユキノさん、私も確認させて貰って良いですか?」

「どうぞ。」

「では......【鑑定】」

リズさんは私のステータスを見ると、少し首を傾げた。


「リズさん、どうしました?」

「ユキノさんのステータスを見たんですが、魔導士系の伸び方をしていますね。このまま魔法を中心に覚えると良いと思うのですが、普通の人族の魔導士系ではほとんど伸びない耐久や筋力の伸びも良いみたいなんです。」

「あっ、肉体的なステータスも魔導士系としては伸びている方なんですね。」

「もしかしたら種族に?が付いているのと関係があるかもしれませんね。」


少し気になりますが、強くなる分には問題ないですね。

次は、ダンジョンの魔物達が侵入者を倒した場合についても確認したいですね。色々やる事が増えてきましたね.......


更新が遅くなり、申し訳ありません.......

体調不良、休日出勤、夜勤のコンボが決まり、執筆できる体力が消し飛んでおりました......

何とか今週からは週1くらいで投稿できるかと思います。頑張って更新していきますので、これからもよろしくお願いします!


加えて、12000PV達成しました!ありがとうございます!

目標であった10000PVが達成できましたので、次は20000PV目指して頑張ります!

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