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第13話 初打席②

「あいつ今の変化球によく手出さなかったな。。。」


素人の俊太がストライクからボールへ落ちる変化球に手を出さずに見逃したことで、

周りがざわつき始めた。


「ナイス俊太!!」

「たまたまだろ」


実力なのか、たまたまなのか。

ピッチャーは次も同じ球を投げた。


「ボール!」


俊太は一級でも多く投げさせるために、ボールには絶対に手は出さないと決めているため、

微動だにしなかった。


「腰が抜けてるだけかよ。」


ピッチャーの2年生が吐き捨てた。

見逃すにしても、普通は打ちにいって、ギリギリでバットを止める。

それなのに俊太は投げた瞬間から打つつもりがなく微動だにしない。


ピッチャーだけでなく、会場中の全員が俊太は最初から打たないと決めて見逃してるだけだと判断した。

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