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9話 完成と再開

よろしくお願いします

~草原~


今日から待ちに待った技の稽古が始まる。メニュー的にはきついがやはりワクワクする。いやはやどんなことをするのかね。


イッシン:

「これから技の稽古に入るわけだが、基本的に見て覚えろ。そして、ひたすらに繰り返せ。それだけをまずいっておく。」


そう言って師匠は槍を構えた。そこから繰り出されたのはたった4つの基本のようなものに見える技だった。とにかく速く目でとらえきれないような技、残心を見るに突きだろう。次に見せたのは叩きおとしだった、まるで薙刀を操っているかのようであった。そして、次は巻き技であろうか?槍を回転させ最後につく技のようだ。最後に見せたのはなんなのかわからなかった。最後に見せたのは、投げ槍であった。500mは先の森の木を貫通していった。身体強化と言うレベルなのか?


投げた槍を回収に向かう師匠、しばらくすると帰ってきた。

イッシン:

「これが俺の持つ槍技の基礎だ。俺も師匠からこれだけを見せられそこから独自に技を編み出していった。しかし、ナマケお前が使うのは剣だ。師匠は槍と「刀」の使い手でな俺も「刀」なら使える。そちらも見せよう。」


そう言って槍を置くと腰に指していた刀を抜き放った。そこから見せたのは上段からの切り落とし、突き、下段からの切り上げ、そこから師匠は、刀を納めて腰を落とすとした。そこからは見えなかった。気がつけば刀は抜き放たれており遅れて空を切り裂くブンという音が聞こえてきた。


イッシン:

「これで仕舞いだ。あとはひたすらに今見たものを繰り返せ、お前の体に馴染むまでひたすらやれ。


それからこれをお前に渡す。師匠から受け継いだ刀だ。手入れはしてあるから問題ない。大切にしろよ。」


そう言って師匠は俺に刀を差し出した。それを俺は、両の手で受け取った。ずしっとした重さがありなんとも言えない鋭利な雰囲気を纏っていた。


ナマケ:

「はい!!」


それから俺は、来る日も来る日も体力増強メニューと素振りを繰り返した。刀と俺の体に語りかけるように振った。より速く、より鋭く、より重くなるように振った。




~半年後~


あれから俺は、来る日も来る日も修行を繰り返した。そうすると早いものであれから半年が過ぎていた。体は威厳い比べてでかくなったが、一切の無駄がないように絞り上げられている。ただ、刀のためにのみあるようなから打となっていた。心もひどく静かになったと思う。今では師匠と模擬戦をしているがそれなりに打ち合えるまでになった。まぁ、勝ち星はないのだが……


イッシン:

「ナマケ、もうお前は一人前だ。今なら魔物とも打ち合い勝てるだろう。よって旅を再開してはどうだ?もちろん俺も共にいこう。」


確かにそろそろ再開しなくてはならないだろう。噂で帝国のことは耳にしている。急ぐべきだろう。それに師匠が共にいてくれるなら心強い。


ナマケ:

「では、二週間後に出ようかと思います。これまでありがとうございました。そして、これからよろしくお願いいたします。」


そう言って俺は、師匠に一礼した。師匠は最初にあったときのような笑顔を向けてくれた。しかし、事態はそれほどゆったりとしていられないところまで来ているとこの時の俺は、しらなかった。




ありがとうございました

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