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アニメへの期待
アニメは、新たな文化だと感じている。
しかし現在のアニメ制作はワンクールが基本であり、物語が完結しないことが通例となっている。
原作が完結していても、アニメが完結することは少ない。
僕は、アニメという表現形式に、小説や漫画とは違う可能性を期待している。
原作が完結しているのに、なぜアニメでは完結させられないのだろうか。
理由は明確で、ワンクールの視聴者動向が経済的な判断材料となり、続編が打ち切られるからである。
アニメは複合的な制作体制の上に成り立ち、原作の良し悪しだけでは評価できない。
それは仕方がない面もある。
しかし、原作が期待を裏切らないのであれば、シリーズ化して物語を完結させる選択をもっと尊重してほしい。
動画としての表現、声優の演技、音楽の力は、原作にはない新しい可能性を生み出すはずである。
ワンクールで終わってしまうアニメは、その可能性を自ら閉じてしまっている。
もし完結するアニメが増えれば、小説や漫画にはない“映像文学”としての成熟が期待できる。




