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撃鉄の響く戦場にて  作者: KY
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自室 幕間

少しいま、風邪気味のためにセンチになっています。

少しお付き合いいただけたら幸いです。


作戦終了後、すべてが終わった事で緊張が取れた。

それにより襲ってくる大量虐殺の罪悪感。

その為、今まで以上に強い恐怖心の様な物がでた。


「あと、その・・・なんだ。 頼まれてくれるか?」


自分から強く思ったことだった。

今では妻なのだから構わなくなったが、そうでないときは、本当に頼みづらかった・・・。

作戦ごとに。 活動ごとに恐怖を感じる事がある。 その時に女性を求めてしまう・・・。

こうして彼女らを抱きしめた。 それも出来るだけ長く・・・。

自分の決断で多くの人を傷つけた・・・。

それは今回は多い。 数にして、数万。

そんな俺の事をひたすら代わる代わる抱きしめ、癒してくれた。

回復するまで2日掛かったが、全員が嫌な顔を一つせずに奉仕をしてくれた。


「すまない・・・。 もう少しこのままで・・・。」


「もう少しと言わず、いつまでも良いぞ!私はお前の妻だから!」と、マリア。


「辛い事は存じてます。 私の体で落ち着けるのでしたら、いくらでも・・・。」と、少し恥ずかしがりながらジョアンナが言う。


「隊長は私達の受けていたかもしれない地獄を助けてくれた。 いつでもいいぞ!」と、ユリーダ。 胸を叩いた際にその立派な双丘が揺れている事は忘れない。


「隊長に助け出される前、絶望した未来しかなかった・・・。 戦いの日々でありましたが、役に立てて嬉しいです。」と、最近航空部隊の指令になったユリが言ってくれた。


「私は隊長が欲しいというなら全部上げます!です!」と、胸に両手を組んだ状態ではっきりと意志を伝えてくるエリザ。 実は全員の中で一番小柄だが、一番大きなお山を所有しておられる。


各自の決意を聞いて、自分がとても大きなサポートを受けていることに涙が出そうになった・・・。

こうして、いると再び抱きしめていたい気持ちになり、告げた。


「また、お願いするよ・・・。」


「「「「「はい!喜んで!(です!)」」」」」


こうして、再び彼女らの奉仕を受け、立ち直った。

立ち直ったマサルに待っているのは、書類仕事と王宮へ出向く事だった。

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