終章 the planet
ザムーが力尽きると重装歩兵団や操られていたゼネジェイたちの体からザムーの魔力が抜けていった。
数えきれないほどの重軽傷者が出たがなんとか、戦争は終結となった。
「なんじゃ?し、、、終いか?」
「そのようだな。」
「急いで救護班へ伝達しろ。」
その後、負傷者はガイヤルドへ運ばれ治療後、各縄張りへと帰っていった。
数か月後、疵も癒えはじめようやく歩きだせるようになったウェイドは、ナタルマの頂上にいた。
「綺麗な月だ。」
「そうだね。」
「ああ。」
ぼけーっと眺めて独り言を呟いていると返事が返ってきた。
「なんだ?誰だ?」
「こっち。」
振り返ると、女が立っている
「何もんだ。」
急に現れた女、しかし敵意・悪意などは感じられない。
「敵じゃないよ。」
「なんとなくわかるよ。」
「あなたの意思を聞きに来た。」
「なに?」
「答えは分かっているけどね。」
「この星は好き?」
「星?」
「ええ。この空・大地・海・仲間・すべて。」
「んー。よくわからんが、仲間達は大切だし。この土地も好きだ。
特にここからの眺めは、最高だな。」
「そう。わかった。」
「で、あんたは何者だ?そんな真っ白な恰好して、神かなんかか?」
「どうだろうね。悪魔かもよ?。」
「ふっ。まあ、何でもいいや。なんか初めて会った気がしねえしな。」
「そうね。ありがとう、ごめんね。」
「なんであやま・・。」
「消えた。一体何だったんだ。」
何者だったのか、考えようとしたがあっという間に瞼は閉じ眠りへついた。




