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自殺した少女。2

本編最終話

「ねぇ、風華の婚約者なのは貴方?」

風華の葬式の参列者の一人に近づいて私は尋ねた。

「あ、あぁ。君は?」

あ、私に見惚れたわねこいつ。

婚約者と友人が死んだばかりだというのにその反応は最悪だ。

私に見惚れていい人間はもう死んだの。

そして私は叶兎の意思を汲むの。

絶対に悟らせたりなんかしない。

「風華の親友……風華のことで話したいことがあるの」

親友、か。

親友が死んだのに、その親友が死んだ理由を考えると死体を足蹴にしたくなる。

叶兎を苦しめた罪で地獄に落ちればいいのに。

生きているうちから叶兎の心を独占する風華が憎くてたまらなかったのに親友なんて笑えるわね。

「明日、会えないかしら」

男は首を縦に振った。


次の日も喪服を着ていた男の顔はやつれていた。

私の家に招待して、水を出す。

ケータイにある風華の写真を見せてほしいと言ってケータイを借りる。

男が水を飲んだ瞬間倒れた。

強力な睡眠薬を混ぜたもの、当然よね。

私と男のケータイを粉砕して外に出る。

地面に埋めてから急いで家に戻って練炭自殺の準備をする。

「叶兎、貴方の本当の気持ちを知るものはこれでいなくなるわ。ケータイの履歴からも探らせはしないわ。愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる愛してる」

七輪に火をくべて、私も薬を飲む。

「ねぇ、皆の印象くらい、私が決めてもいいよね」

遺書をテーブルに置いて叶兎に許しを請う。

「来世では私を見てね。愛してるわ叶兎」


以上で本編は終了となります。

不完全燃焼かもしれませんが……。


次回からはIfストーリーです。

叶兎と美香が結ばれた場合のストーリーとなります。


……え?メインヒロインとのIfやれって?

メインヒロインは貧乳ですよ巨乳ではありません。

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