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楽園の残響

作者:天音シオン
最新エピソード掲載日:2026/10/28
「男は、守られる側にいろ」

約150年後の日本。それが常識となった世界で、黒瀬蓮司は自ら最前線に立っていた。

人間の男性を優先して襲う怪物「虚骸」。
その脅威から人々を守る巨大防壁都市「新浪華」。

27歳の男性大尉・黒瀬蓮司は、個性豊かな女性隊員たちと共に、怪物との終わりなき戦いに身を投じている。

明るく積極的に好意を寄せてくる赤髪の少女、朝倉茜。
厳格で生真面目ながら、誰よりも彼を心配する副官、氷室怜。
口数は少ないが、静かに距離を縮めてくる狙撃手、雨宮澪。

命を懸ける戦場の一方で、基地には賑やかな食卓があり、何気ない休日があり、少しずつ育まれていく恋心があった。

蓮司が望むのは、英雄になることではない。

「出撃した仲間を、一人でも多く帰すこと」

ただ、それだけだった。

しかし、ある任務で発見された小さな青い月のペンダントが、平和な都市に隠された秘密へと彼らを導いていく。

守られてきた幸福の裏側には、何があるのか。

戦い、笑い、恋をして。
それでも、全員が帰ってこられるとは限らない。

これは、失いたくない日常を守るために戦う、一人の男と仲間たちの物語。

終末世界を舞台に描く、恋愛・日常・戦闘が交差する軍事SF群像劇。
第一巻 潮見第七基地
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