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死後世界触手譚  作者: 青風
町作り
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第21話     鉄鉱石 と 世界の意思

石と意思って・・・結構苦しい?

外伝部分の続きも入っています。

俺のスキルだが、コウやムズ達の進化で有耶無耶になったのでまたその内暇を見つけてアイに聞かないといけない。

だが誰かの許可を得てからしかダメだとコウによる鶴の一声があったために他のスキルの内容を確認出来ずに居る。

もっと聞きたいのが多いのだが。

1つだけ気になったのはその場で試さしてもらった。

スキルの変身である。

アイによると


『今まで食べたモンスターを掛け合わせ理想的な体型にしたものです。』


と言う事で早速変身してみた。結果これはかなりよかった。

背の高さ的にムズと同じか少し低いくらいで筋肉は引き締まりちゃんと顔もある。

なんでもスケルトンの骨格にサイクロプスの目を2つ作って小さくしたとか言っていたが。

だが、1つだけ気に入らない部分が・・・それは髪の毛だ。

髪の毛はロングヘアでアウトローっぽい野性味あふれるヘアスタイルだった。

何が気に入らないのかというと後頭部辺りから8本、こめかみ辺りに1本ずつ・・・

もう判るだろう?触手が生えているのである。

後ろの8本はまだ良い、よく言えばドレッドっぽく見えないでもないし?

でも、こめかみ辺りから生えている角付き触手はどうなんだろうか?

それと魔力消費量がヤバイ。変身する時にゴッソリ持っていかれ変身中も徐々に減ってくる。

動けば動くほどその消費量は早くなる。せっかく2本足の人型になれたのに・・・

アイが言うには熟練度的なものがあり使い続ければ消費量も減ってくるだろうとの事。

ちなみにジュニアは無かった。だから性欲も無い。

変身して驚いている皆を前に


「フハハッ!いつまでも抱かれるだけの私ではないのだよ!」


とコウを抱き上げたら顔を真っ赤にしたコウにシバかれた。

まぁ、変身したら裸だったし当たり前か。

その姿に慣れるために町作製を手伝おうとダンに声をかけたら声ですぐにバレた。かなりビックリしてたけどね。

皆も進化していて驚くには驚いていたが俺を見て耐性が付いたのか案外すぐ受け入れられてた。

「進化なんてするものなのか?」と言っていたが実例が目の前にあるんだし信じるしかなかったようだ。


今は皆で田んぼを作りつつ、その田んぼを造る時に掘った砂を皆でジャンボスベリ台予定地に運んでいる。

もしこっちに引っ越してくるのなら田んぼや畑を作っておかないと食べ物に困るのはダメだ。

俺も砂をせっせと運んだがすぐに魔力切れでバテてローパーの姿に戻ってしまった。

少し木陰で休み超回復で魔力を回復し変身をなじませる為に視察と称して公園をうろつく。

ただ歩いているだけだと魔力消費は激しくないので慣らしておく為でもある。


警備兵数人に馬車で遠足がてら連れてこられた子供達が俺らの作った公園で楽しそうに遊ぶのを眺める。

皆楽しんでくれている。

ダイヤモンドによじ登り落し合いをしたり、ターザンロープをすごいスピードで滑走していたり。

すんごいスピードで回るグローブジャングルではしゃぐ子供達。

中でも人気だったのがシーソーで片方だけに乗ってもう片方に助走をつけて飛び乗り、乗ってた子供が後方5mほどへと飛んでいく。

違う、そうじゃないんだよ・・・そういう遊び方をする物じゃない・・・

それはどっかのサーカス団がやる事なんだ。

ムズ達ネコ村の子は


「ハハハッ!元気があっていいな!」


と言っているが、元気とかの問題じゃなく遊び方の問題だと思う。

コウは人間の感覚だからか、飛んでいく子供を見て心配そうにしている。

まぁ、それが普通だと思うがな。ネコ村の子供達の体力はハンパ無いのだろう。

俺は公園を通り過ぎ家の建設予定地に行く。

家の建設予定地は洞の前辺り一帯だ。

大きな根の裏つまり洞の回りを予定している。

だが、家を何で作ろうか・・・

当面の武器とかはモンスターの洞窟から持って帰ってこれたが家の材料に回せるほどの鉄は無いしなぁ

家の建築やら色々任せられる存在が居ないかな~

ドワーフでも勧誘できればいいんだけどなぁ~

思い切ってドワーフの所行ってみるか。


ムズ班とブッチー班にその場を任せ

俺達の班は交渉材料にする為の鉄鉱石を取りに行く事にした。

1人警備兵の子が居て採掘場所を知っていると言う事なのでその子に馬車の操縦を任す。

馬車だとここから半日も掛からないらしい。

コウとシラタマは胸の大きさで言い争いをしていた。

最初はシラタマが


「進化して服がパッツンパッツンだニャ。特に胸が苦しいニャ。」


と言ったのが始まりだ。

それにカチンときたのかコウが


「胸は大きくなっても知能はそのままなんですね?」


と。そこからはもう言い合いだ。

残りの人間は地雷を踏みたくないので我関せずを貫く。

その間に俺はアイに聞けて居なかった能力について続きを聞こうと思って聞いた。


(アイ、影化ってなによ?)

『相手の影に潜り込みます。魔力感知などを使われると発見される可能性があります。』

(ふむ、じゃぁ大放電って放電とどう違うんだ?規模が大きくなっただけ?)

『いえ、指向性を持った電撃を飛ばす事も可能になりました。』

(電撃魔法みたいなものか?)

『魔力を有していないので、物理属性になります。』

(不死の祝福って?)

『不死属性になります』

(不老不死になるのか?)

『アンデッド化といった方が近いですね。』

(ゾンビみたいに腐るのか?)

『いえ、闇属性や不死属性の攻撃に対して耐性が出来ると言う事です。見た目は変わりません。』

(それだと闇属性耐性とかそんな表記でいいんじゃ?)

『デメリットがあり使っている間は火属性、光属性に弱くなります。』

(微妙だな。そういえば、お前のスキルはどうなったんだ?ついでにコウ達の分も教えてくれよ)

『YES:マスター』


アイ:AI

スキル:<セン><マッピング機能><空間把握><真理解析>

<魂同化>


(あれ?理ってのが真理ってのになったのか?)

『理解明と詳細解析が強化統合されました。』

なるほど、後はそんなに変わって無さそうだが内容強化といったところか


コウ:ハイエルフ

スキル

魔法:<トルネイド><スパイラルアロー><エクスプロージョンアロー>

   <ディメンションアロー>

物理:<シャープネスウェーブ><テンペストブレイク>

合成:<グラビティストライク>

特性:<セン><精霊会話><精神浄化><神聖>


俺ってさ、一生コウに勝てないんじゃないだろうか?

何?合成スキルって。合成って位だし魔法属性と物理属性の両方の性質があるって事だと思うが・・・

聞いてみると、『そうですよ?』と帰ってきた。


ムズ:ヒョウ属

スキル

<死の咆哮><甘毒吐息><麻痺毒吐息>

<物理耐性><豪力><天脚><威圧>


なるほどねぇ・・・

法則がありそうだな、ちょっと判ってきたかも。


シラタマ:ネコ属

<暗闇探索><水中遊泳><天脚>


ブッチー:オオヤマネコ属

<体力強化大><豪力><飛脚>


ルー:チーター属

<隠密><疾風><影化>


まだシラタマ達は少なめだな。

元々戦闘兵じゃないしなぁ~

でもだいぶ判ってきたな。

そう、少し判りかけた事がある。それをアイに確かめる。


(アイ、お前これからの進化先とか判ってるだろ?)

『YES:マスター』

(この世界お前の上位とか神が居るのか?)

『NO:神というより世界の意思といった感じです。』

(なるほどね。それは今後こちらに干渉してくるのか?)

『NO:干渉はしてこないと思われます。』

(んじゃ好きにしても良いって事か?)

『YES:マスター』

(それとこれが一番大事だが、お前はどっち側なんだ?)

『永遠にマスターと共にあります。』

(判った。)


俺の過去の事にしてもそうだ、コウに言ってなかったりとおかしい所があった。

それがなんであれ、好きにして良いならするけどね。

誰かが見て楽しんでるって訳でも無さそうだから今は放置だな。


途中休憩を挟み俺たちは洞窟へと到着する。


「ここが採掘場所か?」

「そうです、中にはモンスターが居ますのでご注意を。それとかなり深くて我々ではまだごく浅い部分しか探索できていません。」


警備兵がそういって剣や爪を皆に渡す。


「なるほど。そのモンスターの強さは?」

「ここに巣食うモンスターは知能が低くこの世界で生まれたモンスターだと思われます。」

「警備兵の2名は馬車の見張りを頼む。」

「「判りました。」」

「ルーは最初から俺の影の中に居るように。アイ経由で指示を出す」

「はい」

「前が俺、中にシラタマ、後にコウで行く」

「「はい!」」

「OKOK!気を引き締めていこうか。」

「「「「はい!」」」」

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