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ドラゴンブレスだ!

ラブコメでは良くあるテンプレで、彼女の家の彼女の私室で勉強をしている筈が、ドア越しから聞こえる会話は……

つまり、具体的に書いて無い以上は、グレーでありブラックではありません。


 

 ザシュ!


 ……斬れた!

 この刀ならヤれる!


「GisyaAAAーーー!」


 漆黒鱗鎧竜ダークネスメイルドラゴンが自分を害する存在おれに対して「力」でねじ伏せる気になったみたいで、噛み付き、爪撃に竜尾の一撃と、如何にもなファンタジーなドラゴンの攻撃を繰り出した。


 そんな中、俺は攻撃を避けながら足の関節を狙って攻撃を繰り返した。

 その結果、次第に攻撃の回数や威力が減っていった。

 まあ、結局は地に立つ以上は、どんな攻防であれ、重要なのは「足」だからな。

 そこを潰せば……


 そう思っていたら、大きく身体を後ろに仰け反らした。


 ……これは!


「GiGaAAAーーー!」


 ドラゴンブレスだ!


 間に合わないと判断した俺は、後方にリン達が居ない事を確認しながら納刀し、使える防御系全てを使い、両腕を顔の前でクロスさせ、防御に徹した。


 ……た、耐えたぞ!


 そして、この瞬間こそ、好機だ!

 種類は問わず竜族のドラゴンブレスは強力だが、共通する弱点が存在する。

 それが、ドラゴンブレスを放った後の少し長い身体の硬直だ。

 この身体の硬直だけは、ドラゴン自身もどうする事も出来ずに無防備になる。


 直ぐに魔力を練り、居合の構えを取り、光属性と風属性を龍滅刀に上乗せ重複させて付与する。

 そして、高めた魔力で身体強化を施して駆け出し、大きく仰け反らした事で無防備になった首に目掛けて、最高速度のまま跳躍し一閃。


「覇!」


 ……チィン


 着地し、龍滅刀を振り切った状態から納刀すると、俺の後ろでは、一刀両断された漆黒鱗鎧竜ダークネスメイルドラゴンの首が地に落ち、数秒後に身体を地響きを出して倒れた。



 ……10日後


「建国以来の歴史に於いて、類を見ない危機に対して領地を守り、自らの手で危機を排した功績を讃え、シンファル・メイズ・アールスバイド伯爵を侯爵に陞爵しょうしゃくするものとし、二つ名『竜王殲滅者ドラゴンロードブレイカー』を授ける」

「有り難き幸せ。より国を栄える事に、微力ながらも尽くしたいと思います」

「これにて、叙勲じょくんの儀を終了とする」


 この後のパーティーでは、「どうです、私の娘を」の口撃を躱して、ソフィア達とダンスをしたりしながらやり過ごした。


「改めておめでとう、シン」

「ありがとう、ソフィア」

「おめでとうだね、シンファル」

「ありがとう、グーラ」

「おめでとうございます、シンファル様」

「ありがとう、クリス」


 因みに、王国に出した報告書には、俺が高位冒険者である事を利用して、ダンジョンで「竜殺しの秘術書」を手に入れ、その秘術で漆黒鱗鎧竜ダークネスメイルドラゴンを討伐した事にしている。

 それと、王国に献上するのが嫌だから、身体は残ってないと報告して、ダンジョンに吸収させた。

 まあ、それじゃあ王国も引き下がれないから黒鱗竜ブラックドラゴン1体を献上したがな。

 ついでに言うと、今回の騒動の原因は、西隣の「ザレビリア」の領主の三男が怪しい者から買った魔道具が原因だった。

 何故、分かったかというと、ザレビリアの領主が自ら出頭したからだ。

 自ら出頭した事で一家が死刑等の重罪にはならなかったが、爵位は返上となり貴族籍を除籍され、そのままザレビリアの代官となった。

 但し、原因の三男だけは犯罪奴隷になり鉱山労働となった。

 怪しい者は……逃げられたみたいだ。


 そして、ザレビリアはイクスリアに吸収された。

 流石に、侯爵の地位と比べて領地は小さいからなぁ。

 領地が一気に倍以上になった事で、体面的な理由で、銀翼の女神4人を正式に配下となり、彼女達の名称を「朱銀翼しゅぎんよくの騎士」となった。


「我が剣。我が盾となった朱銀翼の騎士だ」

「「「「私達の、身命と忠誠を騎士の剣に捧げます!」」」」


 応援と祝いの意味で、彼女達に赤鱗竜レッドドラゴンを素材に加えた騎士鎧と騎士剣を贈った。

 因みに、マントにはシルクスパイダーの糸を使っている。


「「「「ありがとう、シンファル!」」」」


 喜んでくれて良かった。

 彼女達の家族も喜んでくれただろう。

 なんせ、成り上がりとはいえ、侯爵家に仕える事になったんだからな。


 この夜、彼女達のサービスで、俺は燃えた!


「そんなに噛んだら、あっあーーー!」

「ま、まだ固いなんて……あん……あーーー!」

「そんなに激しく……あは……あーーー!」

「だ、だから後ろは……りゃめぇーーー!」



 次の日から引き継ぎ作業に追われ、完了したのは2週間後だった。

 それと、この2週間の間にイクスリアと旧ザレビリアに女騎士募集を公布した。

 体裁を整える意味でも募集したのだが、思っていた以上の数が来た。

 そこで、前世の幾つかのラノベを参照させて貰い履歴書的な書類を作成して、応募者に自身のプロフィールを持参させた。

 また、読み書きが出来ない応募者には、保護者的な立場が居た場合は、赴き説明をした。

 因みに、その場合の俺側からの同行者を、前回の漆黒鱗鎧竜ダークネスメイルドラゴン騒動の時に増やしたダンモンに行かせた。

 更に、スラム街やストリートチルドレン系はやる気がある奴だけを一律兵士見習いで採用した。

 ついでに言うと、最低限の身元保障者が居た場合は、騎士見習いからのスタートとなる。


厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点とブックマークをお願いします。

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