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絶対にソフィーを守るのよ!

遂に!

 

 ソフィアside


 シンから、会わせたい人がいると聞かされて向かった先がダンジョン!?


 しかも、最下層ですか!?


 どうやって移動したのです!?

 そして、シンをマイロードと呼ぶメイドが現れたわ。

 驚きで頭が回らないまま、メイドに付いていき、ダンジョンの中に存在する屋敷に入り、応接室で待っていると、知らない獣人族や亜人族5人が入ってきたわ。


 そして、信じられない事が!



 シンside


「改めて自己紹介をさせて頂きます。

 私、黒猫人族のリンです」

「アタイは、鬼人族のキサラだ」

「妾は、吸血鬼族のサクナなのじゃ」

「吾は、狐人族のシャナであります」

「私は~、花樹人族のユーリよ~」

「……え!?」

「……落ち着くまで、待ちますから」

「……ありがとう」



 ソフィアside


 え!?

 ちょっと待って!?

 どういう事!?

 改めて自己紹介、と言ったわ。

 つまり、外見や種族は違うけど、目の前の獣人族や亜人族で美少女な5人は、わたくしが知る「あの5人」という事よね?



 シンside


「……ソフィアの混乱を理解します。

 しかし、現実ですので、冷静な対応を求めます」

「その言い回しと固さ……リンだわ!」

「その納得の仕方に、若干、気になりますが、私は正真正銘のリンです」

「それなら……」

「アタイはキサラだ」

「妾はサクナなのじゃ」

「吾、シャナであります!」

「私~、ユーリよ~」

「説明して、リン」

「勿論、説明しますが、その役目は、我らが主であるマイロードにして貰いましょう」

「「「「「我がマイロード!」」」」」


 ……待っている間、心臓が早鐘を打っているが、何とか頑張って、リン達からの呼び出しを待っている。


 ……呼び出しだ!


 俺は、リン達からの呼び出しに応じ扉を開けると、ソフィアの驚愕と歓喜を混ぜた顔をして、俺を凝視していた。


「久し振りだな、ソフィア」

「アル……コジル様……アルコジル様!」

「ああ。俺はアルコジルだ」

「アルコジル様ーーー!」


 ソフィアが、目から大粒の涙を流しながら、ソファーから飛び出し、そのまま俺に抱き着いた。


「逢いたかったです、アルコジル様」

「俺もだ」


 しばらく、ソフィアは俺に強く抱きしめていたが、ある程度経つと俺から離れて侯爵家令嬢ソフィア=ルカ=アルバレスの顔になり言った。


「説明して頂けますね、アルコジル様」

「勿論だ」


 俺は、転生以外の全てを話した。

 国外に追放され、冒険者のサポーターとなり、この国に来て、事故死扱いする為に中層で「見殺しの囮役」をやらされ、モンスターに襲われて底が見えない奈落に落ち、そこに存在したダンジョン・コアに触れる事でダンジョン・マスターとなった事。

 そして、最近になって、外に出れる様になった事等を話した。


「だから、俺はアルコジルではなく、シンとして生きる!」

「アルコジル様……」

「だから、ソフィア」

「はい、アルコジル様」

「その名は捨てた。だから、ソフィアも俺の名は『シン』と呼んで欲しい」

「……分かったわ、シン」

「勿論、2人きりなら、アルコジルでも構わないから」

「はい」

「それでは、今までわたくしが接していた皆さんは、仮の肉体だったのですね」

「ああ、そうなる」


 その後は、雑談に入り1日が終わった。


 翌日


「おはよう、シン」

「おはよう、ソフィア」


 文字だけの場合、朝チュンみたいだが、違うからな!

 俺の寝室にモーニングコールしに来たソフィアだからな。 

 因みに、ソフィアの部屋は俺の隣だ。


「今日はどうするのです、シン」

「先ずは、司令室に行きダンジョンの状態をチェックして、鍛錬をした後は司令室でソフィアとゆっくりしたいと思う」

「分かったわ、シン」


 俺はダンジョンの状態をチェックし終わると女奴隷を「使った」後、自己鍛錬をして、シャワーで汗を流して司令室に向かった。


「待たせたな、ソフィア」

「問題ないわ、シン。モニターを視ていたから」

「そうか」

「でも、モニターを視ていて思ったけど、思っていた以上に弱者の犠牲が多いのね」

「ああ、そうだな。それとソフィア」

「何?」

「明日は、領主館に行ってセラリア王女殿下に別れの挨拶をしないとな」

「……そうね」


 翌日、俺達は領主館に行きセラリア王女殿下に別れの挨拶をした。


「やっぱり行くのね」

「はい。わたくしは、アルコジル様を探しに行きます」

「でも、直ぐには出ないのよね?」

「ええ」

「それなら、別に領主館ここから出なくても……」

「いいえ、分別は必要です」

「分かったわ。ソフィーなら何時でも歓迎だからね」

「ありがとう、セリー」

「シン」

「はい、セラリア王女殿下」

「絶対にソフィーを守るのよ!」

「当然だ!」


 領主館でセラリア王女殿下に別れの挨拶が終わりダンジョンに向かう為に歩いていると、現役は無理だが、まだ動ける冒険者達に引率された孤児院の子供や、片親の子供や、スラム街の子供が、俺達と同じ方向に向かって歩いていた。

 子供達の目的地は、弱者救済と時短目的で造った我がダンジョンの薬草森林だ。

 まあ、かなり広くて、大人の徒歩2時間分の広さだからな。


 この薬草森林のお陰で、結果的にセラリア王女殿下の評価が上がっていたりする。

 そのオマケで、セラリア王女殿下が嫌っていた婚約者に「元」が付いた。

 もの凄く喜んでいたよ。

 そして、内心で希望していた男性が婚約者になるそうだ。

 セラリアの喜びはソフィアの喜び。

 ソフィアの喜びは、俺の喜び。

 万能回復薬エリクサー1本をセラリア王女殿下の名前で国王陛下に贈った甲斐があったな。

 婚約者交代希望願あのおとこキラいと共に。

 勿論、これはセラリア王女殿下とソフィアと一緒に共謀しました。


「死んだ筈じゃ……」



厳しくも温かいメッセージを待っています!

そして、星の加点をお願いします。

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