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第10話・能力のバックボーン(理由)

【タイトル変更とジャンルのお知らせ】いつも本作を読んでいただき、本当にありがとうございます!より多くの読者の方にこの『立場逆転の熱さ』をお届けするため、タイトルの後ろに少しだけ要素を付け足しました!新タイトル:『「お前まだ俺をライバルと思ってんの?」と中学バスケ元・天才を煽り散らかして勝ったら、チームメイトになった件【立場逆転のざまぁから始まる最強高校バスケ】』※物語の中身や更新スケジュールは一切変わりませんので、既存の読者の皆様はご安心ください!ここからさらに加速する、雪也と春芽のバチバチな下克上をお楽しみに!

そして、ジャンルは新しいジャンル名でやらせていただこうと思います!

【新ジャンル:ダークスポーツ小説、開幕】

ということで!ダークスポーツという新ジャンルの「青バス」をこれからもよろしくお願いします!

では、引き続き本編をご覧になってください!

現在1-1

両者、勝利まで残り4点


ピーッ

もう一度、古谷は大きな音を立ててボールを床につくと、大股で走り出す。

ダダッ

早い!高身長なだけあってやはりスピードも人一倍はやい。だけど...

『お前の速攻を俺が何回見てきたと思ってんだ!』

俺が焦り気味にそう言ったが、彼は全く動じない。それどころか...古谷の顔が少しニヤついたように見えた。

バッ!!!!!!!!

その瞬間何が起きたかわからなかったが、実際はただコイツが先ほどと同じように前進してきているだけ。


嘘だろ!速攻...じゃない?いや、確かに速攻だ。だけどー

この時の俺の頭はひたすらに混乱するなかで、"見つかるはずのない答え"を探していた。

スポーツに正解も間違いもない。

あるのは、ただのー...圧倒的な実力と天性の才能だけだ。


目の前から突進するかのようにやってくる古谷が何を考えているのか、今井には理解できなかった。


だが、さっきと1つ違うのは......

早い!早すぎるんだ!なんで⁉︎去年よりも今年の6月よりも!いつよりも早く!コイツは...


「"(バスケの)ゴールというゴールライン"を目指してただただ走っていた。」


『なにをしてるのか分からなくったって!相手のシュートを妨害できたら何でもいい‼︎それがディフェンスだってんだ』

だが、古谷は早い!早すぎる!

俺の横をまるでさっきのが嘘だったかのように"瞬く間...よりも早く。まるで瞬く前に"過ぎていった。

古谷は俺の横を通ったあの一瞬!確かに俺を見た。

あの!!勝つ時の目で!

ヤツとはどんどん離れていく離されていく。

距離も心も感情も......でも!まだ諦めたわけじゃない!俺の足は、強く強く...それはまるで床が軋んで壊れるんじゃないかと思えるくらいに強く、床を蹴って古谷とゴールの間に割り込んだ。

ババッ‼︎‼︎‼︎

「ファールギリギリだ。でも、そうまでしても、俺は勝ちたかったんだ!...コイツに!」


だが......スポッ‼︎‼︎‼︎

ガコーン

ゴールのリングがまるで生きているかのように曲がる。それほどの強烈な"ダンクシュート"だったのだろう。

俺は、腰から下の力が抜けて部活終わりの中学生みたいにドスンとその場に座り込む。


「古谷!はははははっ...ッッ!お前...あー、やべオモロっ。マジでお前、カッケーよ。」


それを聞いた古谷は、いつもならきっと笑って、騒いで、笑顔なんだろう。でも、今日はただ1人、瞳を輝かせるだけだった。


「僕だって、天才だから7日で追いつけたわけじゃないよ。

あの屈辱の試合のあの日から、ベッドに入っても悔しくて一睡もできなかった。

だから夜中に誰もいないコートに忍び込んで、足の爪が剥がれて血が出るまで、吐くほどシャトルランを繰り返したんだ。

今井・・・・・・君が僕の動画を24時間見ていたなら、僕は

24時間、君のあの速さ(絶望)だけをイメージして身体をいじめ抜いてたんだ。」

俺は,コイツの発言にとてつもない信念と憎悪と後悔と葛藤と努力と才能と狂気と

それからーエゴー。を感じた。

その後、古谷は話を続けた。

「だから俺さ、1つお願いがあるんだ‼︎」

「この勝負!俺が勝ったら、お前は俺のライバルだ」

その言葉は、古谷自身のすべての想いが詰まった俺へのサプライズプレゼントだった。

彼の瞳のどこまでも推測を裏返してくるあの真っ直ぐさが嫌いだ。うざくて、消えて欲しいほどに...

「嫌いだ。全く...」

だが、その時の俺は笑顔でその独り言に続けるー。

「ああ!じゃあ、俺が勝ったらお前は俺のライバルだ。」

バカな約束だ。これならどっちが勝ったって結果は同じ。.........なのに、きっと結果は同じでも過程が!答えが!解釈が変わってくる!だから、きっとこの1on1には、

「俺が勝つ」

「俺が勝つ」


        ーーーーー11話に続くーーーーー

読んでいただきありがとうございます。作者の登校タロウです‼︎世間話にはなりますが、やはり今年の夏はなんと言っても暑いですよね〜!僕自身もこの暑さで完全に家から出る気が失せてしまい今はただ「煽バス」のストックを貯め続ける日々です(笑)。ちなみに一昨日から書き初めて今はざっと60話くらいは出来ているので、更新は毎日しっかり行いますよ‼︎

みなさんも暑くて外に出たく無いな〜。って時は、ぜひ暇つぶしに煽バスを読んで少しでも楽しんでいただければ幸いです。

明日も今日と同じく【18時30分】に投稿予定です!

「続きが気になる!」「この二人のバディをもっと見たい!」と思ってくださった方は、ページ下部にある【ブックマーク登録】や【評価の☆☆☆☆☆】をポチッと押して応援していただけると、執筆のめちゃくちゃ大きな励みになります!

では!また明日お会いしましょう!

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