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奴隷商の娘 勘違いで成り上がる  作者: 奏楽


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1-1

「ここにいる者たちは奴隷だ。この意味が解るな」


「はい!お父様!」


「お前もこの者たちと共に育ちなさい。以上だ」


転生してから早5年領主の娘として育ち、勝組とか思っていたところからの急転直下。

売られる!売られるの私!

ショックのあまり、私の意識は遠のいていくのであった。


そこからはよく覚えていない。このままでは売られてしまう事だけは分かっている。


そこで私はある企画書をお父様に提出する事にする。


「まぁいいだろう。やってみなさい」


許可を得ることは出来た。ここからは私の腕の見せ所だ。


前世の知識を生かして、無双するそんな夢を見て準備してきた私だ。きっとやれるはず!


さっそく3人の奴隷を集める事にする。それぞれに奴隷・執事・護衛の役割を与える


「キズナ様自ら教えてくださるとはありがとうございます。ここまで高度なものは教わってきませんでした」


ふふん、当然とばかりに胸を張る。おっといけない調子に乗るといい事はない。


「それじゃあここまでの範囲を明日までに覚えてきてください」


「「「承知しました」」」


こうして私の奴隷教育は始まったのだった。


次の日、料理について説明する。なにを隠そう私は料理上手だ。


お父様にも褒めて頂いている。


みんなに一度料理を作ってもらう事にした。意外なことにそれなりに形になっていた。


でも、どれも味がいまいちだった。これならまだ教えれる事がある。


私はさっそく自分の()()を伝えていく。みんな優秀ですぐに私好みの味を再現して見せた。


「みんな優秀で良かったです!」

「それは当然だな!なんたって俺達は…」護衛役のリックがそういう

「あなたはまず口調を何とかした方がいいですね」執事のゼムがそういう

「二人とも喧嘩はよくありませんよ」メイドのメイがそう言って窘めた。


私は順調な滑り出しを送るのだった。


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