アイラブユー アイニージュー
「よーし!リッカお前も取り戻したし、義母上も帰って来たどころか、ニリカ様もお出ましになられ、ピリカと赤ん坊の二人も家の子になった!
もういいよな!意味深な終わり方だったが、火の神に纏わる者などもうおるものか!
逃げるぞ!政などまっぴらだ!」
「うん逃げよう!初めて会ったときの私を呼んでた声の話とかまだある気がするけど もういいよね!」
「ああ!良くやったよ、何でもかんでも中途半端な書いてる奴も最後まで良くやったよ。
大体 俺がいたなら彼方此方から五月蝿く言って来る奴ばかりなのだ。
ところでまずは何処に行くか?
上野には行ったな、それより北は寒くかなわん、南だ南!琉球に行こう!
エイサーエイサー!ナンクルナイサー!」
「私オリオンビールが飲みたい!アシテビチ食べたい!
テビチ!テビチ!テビチ!
ところで赤ちゃんの名前はどうしたの?」
「ん?!二人目か?」
「違うわよ!あんまり毎日だと授からないって聞いたわ。
あー違う!違う!ピリカの妹よ!」
「うむ!毎日は欠かせん!
いや!違う!織杏!オリアンと決めた!
三音に最後はカとする 因縁はもう終わりだ!
オリアンは何のしがらみからも無縁な一人の娘として生きるのだ!」
「いい名前!私達もしがらみなんてばっくれて行こう!
ところでアキヨリちゃん!髪型が変よ!」
「新しい試みをしくじったのだ!
また元に戻る!亜希殿と同じがいいよな!俺の祖先という裏設定もあるしな!
そろそろか!気が向いたら如庵が榛名を迎えに行く話や、出番の少なかった家長 兄者のスピンオフも書けず仕舞いだったから もしかしたらあるかもな!
ともあれ これからは短編を書いて気楽に暮らすのだ!
読んで下さった方々、自由にやりたい放題の我等が物語に最後までお付き合い頂き、感謝の言葉もございませぬ。
ありがとうございました!」
「私からも ありがとうございました!
そしてよろしかったら、これからは挿絵でお会いしましょう!
またねー!」
作者より
実はこれを書いている期間は私の人生において最大の危機でした。
気を紛らす為に始めた 今作品は、大袈裟に言えば私の命を繋いでくれたものであったと思います。
それを支えて下さって皆様は、命の恩人と言っても大袈裟ではありません。
ありがとうございました。
実を言うと主人公はヒロインが拐われた後は、惨めな思いをしながら子供を育て、元服を迎えたならヒロインを取り返しに行き、命を落とす話で、ほんの十数話で終わる筈でした。
ところが安土桃山時代のあれこれを調べたり、誰も見向きもしないだろうと思っていた所にブックマークを頂き、興が乗ってしまったのですね。
本当に皆様のおかげです、改めて感謝申し上げます、ありがとうございました。
こんな作品を気に入って下さった変わり者の皆様へ愛を込めて。




