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美琴 Management!! 経営学の基礎知識講座  作者: 剣世炸
中小企業BANTO認定試験編 chapter1 分析及び評価
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第9話 市場・競合分析

 ある日の大学からの帰り道にて…


”ワイワイガヤガヤ…”


「…随分と混んでいるな…」


「この店、開店したのが先月なのに、まだ客の入りが止まらないみたいなんですよぉ」


「この店って、確か激安特盛りを売りにしている定食屋だったよな?」


「はい。國分寺には私たちの銀杏いちょう大学を含めて4つも大学があるから、客足が途絶えないんだって、オープニングスタッフとしてアルバイトを始めた友達が言ってました。特盛の定食以外にも、パティシエが作ったようなスイーツも提供しているようで、大食い目当ての男子から、スイーツ大好き女子大生まで、幅広くお客さんがいるみたいです」


「この店を手掛けているのは、大手外食チェーン店だったな…しっかりと 市場・競合分析 をして、持ち前の資本力を活かしての出店だったんだろうな」


「市場・競合分析って、 3C分析 のことですよね」


「ああ。市場・顧客を表す Customer 、競合を表す Competitor 、自社を表す Company の3つのことだ」


「市場・顧客で考えると、この店の商圏の市場規模は大学が4つもあることを考えれば問題ないし、顧客の大半を占める私たち大学生の行動特性や購買決定のプロセスを考えれば、激安特盛やスイーツを提供することは大当たりということになりますよね」


「競合で考えると、確かに駅周辺にはファミレスやスイーツの店、それ以外にもラーメン屋や定食屋などがあるけど、定食とスイーツが一緒に食べられて、しかも激安かつ特盛で提供するという戦略は、同じ 商圏にある競合との差別化ポイント を明確にできているということになるな」


「そして、自社で考えると、大手外食チェーンの資本力やブランド力、その業界でのノウハウの蓄積がある訳で、 自社の経営資源や強みの現状 を把握した上での出店、ということになりますね」


「ああ。さらに、定食屋としての競合とスイーツを提供する店としての競合、この二つの競合の視点から、経営戦略を立てることができるのも、この店を出店させて採算を取り、利益を上げられると計算したんだろう」


”ワイワイガヤガヤ…”


「…この店は、確か予約はできないんだったよな」


「はい。そういった設備投資の費用をかけず、顧客である私たち大学生に還元しているんだって、友達が言ってました」


「今日は無理だけど、また日を改めて来ることにしよう」


「はい!定食屋で提供されている絶品スイーツ、私も気になりますし!」


「そうだな!」



第10話 に続く



☆検定問題にチャレンジ!!☆


 次の1~4は、市場・競合分析に使用される3C分析について述べたものである。不適当と思われるものを1つ選びなさい(剣世炸作成 オリジナル問題)


1.自社の製品・サービスを購買する意志や能力のある潜在的な市場・顧客 (Customer)を把握する。

2.競合状況や競合他社 (Competitor)について把握し、商圏にある競合との差別化ポイントを探る。

3.市場や顧客、競合の状況を踏まえ、自社の経営資源や強みの現状 (Company)について把握する。

4.顧客の動向、とりわけ一般消費者 (Consumer)の動向について把握する。


不適当な選択肢は…














4.顧客の動向、とりわけ一般消費者 (Consumer)の動向について把握する。



☆ 解 説 ☆


 1・2・3は3C分析に入っているので正しい選択肢。4のConsumer(一般消費者)はこの中に入っていない(1のCustomerに含めて考える)ため、不適当ということになります。

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