初見じゃ読めない名字について・Part 2
ふたつ前のエッセイで「小鳥遊」「月見山」「四月一日」などの珍しい名字を取り上げました。
「一」(にのまえ)もありましたが、「二」という字は下の棒が長い、ということで「二」さんという名字もいるそうです!
漢字一文字で、読み仮名四文字の名字って、なんかコスパいい気がします(個人の感想によります)。
「柊」「皇」「英」「轟」「鳳」「黛」「源」「橘」「楠」とか憧れます。
金へんシリーズの「銀」「鉄」「銅」とか。
一文字の名字も良いですが、漢字四文字の名字も格好良い。
「武者小路」「小比類巻」「長曾我部」「勅使河原」「源五郎丸」「熊埜御堂」、難読になると「一番合戦」、「一尺八寸」、「七五三谷」……。五文字の「勘解由小路」とか「左衛門三郎」とか。
「名前」のテーマで、思い出したこと。
なにかの児童小説で、「自分の名前の数だけクッキーをくれる」イベントがあって、女の子だと「あい」「ゆうこ」など二文字か三文字なのに、男の子だと「しんたろう」「りゅうのすけ」など五文字や六文字の子がいて、「男の子だけクッキー多くもらっててズルイ」とか女の子が拗ねるシーンがあった気がするんですが……。なんだったっけな。
まあ、確かに、ひらがなで書いた場合、女の子だと「ひまわり」「さくらこ」とかだったとしても四文字ですからね。
男の子の名前の最大文字数は超えられないのかもしれません。
世界的に見ても、女性の名前より、男性の名前の方が「長い」ケースの方が多いのかな?
もうひとつ……「名前」で思い出したこと。
これまでの話を一回断ち切りますけど、「井上さんの勤め先はどこでしょう?」というなぞなぞを思い出しました。
答えは「食堂」。
「いのうえ=胃の上」だから「食道」で、「食堂」。
どうでもいい話でした。




