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【感謝!4万PV突破!】雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~  作者: 雲条 翔


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トイレの「WC」って何の略?

 前回のエッセイで「便」をテーマに取り上げましたが、今回も連想して、トイレの話。


 日本語だと、トイレの「小」とか「大」って言いますが、英語だと「ナンバーワン」「ナンバーツー」って表現するんですよね。

 直訳して「スモール」とか「ビッグ」なんて、うっかり言っちゃいそうですけど。


「トイレでビッグしてくる」って言うと、なんだかとても「すごいのを」しそうです。

 よっぽど便秘だったんじゃないか、って。

 

 さて、本題に入るとして。


 トイレのドアに、「WC」と書かれている場合があります。


 これは、「Water(ウォーター) Closet(クローゼット)」の略。直訳すると「水の小部屋」ですが、「水洗便所」を意味しています。


 昔は、「水洗便所」ではなく、地下にそのまま貯めて、定期的にバキュームカーで糞尿を回収する、いわゆる「ぼっとん便所」(汲み取り式便所とか、落下式便所とも呼びます)が一般的でした。

「水洗式トイレ」の文化が流入された際、区別するためにつけられたのです。


 見取り図の一角の狭い部屋に「WC」とあったら、「あ、ここがトイレだ」と分かるようになっています。

 

 田舎の家などでは、今でも水洗便所ではなく、和式の「ぼっとん便所」などが残っていたりして。

 タイル張りの床とか、モアイの顔みたいな「便器の蓋」、ロール式のトイレットペーパーではなく隅に重ねられた四角形の「ちり紙」(ゴワゴワしてる)など……なかなかもう見なくなった、昭和の遺物と言えるのかも。


 最後に。


 トイレの便器で有名な会社「TOTOトートー」は、元の社名が「東洋陶器株式会社」で、「東洋陶器」の略で「TOTO」となったそうです。


 TOTOが発明したウォッシュレットは、「LET'S WASH」(さあ、洗おう)を逆にして「WASHLET」と名付けられたそうな。……「S」はどこへ?


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