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【感謝!4万PV突破!】雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~  作者: 雲条 翔


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何も食べなくても、出るものは出る

 食事しながらこれを読み始めた方は、一旦ストップ。


 今回はシモが絡む尾籠びろうな話ですので。気をつけて。


「便」の話。


「郵便」などではなく、最初に「小」とか「大」がつく方の「便」。


 カタカナで「ベン」って書くと外国人男性みたいだよね。「大」がつく「ベン」さん……って、「ビッグベン」になっちゃうか。イギリス出身なのかな。


 さて、大腸の中の「ビッグベン」さんの話。


 精神的な影響から便秘や下痢になったり、内臓に異常があると血便が出たり、健康のバロメーターでもあります。

 快眠・快食・快便は、健やかな暮らしの証拠。

 

 食べたモノの残りカスが、体から排出されるイメージなので、食事をしなければ、出なくなると思いがちですが。


 大腸の中の「ビッグベン」さん、内訳としては、「食べ物の残りカス」は1割もありません。


 健康な状態なら、8割が水分。

 残りが、新陳代謝により剥がれ落ちた大腸や小腸の内壁の粘膜と、活動を終えた腸内細菌、それと「食べ物の残りカス」になります。


 つまり、断食して一切の食べ物を摂取しなかったとしても、人間が生きて、新陳代謝を繰り返している以上は、排便されるということなんですね。

 量は多少、減るかもしれませんが。


 健康のバロメーターという表現を先にしましたが、ニオイがきつかった場合は、腸内細菌の中でも悪玉菌が優性であり、一定数を超えた悪玉菌が腸内のタンパク質を腐敗させることで発生するニオイのため、腸内細菌(腸内フローラ)のバランスが崩れている、と推測することができるのだそうです。


 ちなみに、「うんち」という言葉は、漢字で「吽置うんち」と書くそうです。


阿吽あうんの呼吸」については、以前にも「神社の狛犬は、口を開けている? 閉めている?」(55話)で触れましたが、「」は始まり、「うん」は終わりを意味します。


 体の中で終わったものを便器に「置く」ことから中国語で「吽置」という言葉が作られ、それが室町時代に日本に輸入されたらしいです。


「クソ野郎」とか「クソみたいな」とか、最低なものに例えられることもありますが、悪態をつく時に「くそっ!」とか口をついて出てしまうのは、世界共通のようで、英語だと「シット!」、ドイツ語だと「シャイセ!」など、これらはすべて「大便」の意味を持つそうです。


 以上、ウンチに関するウンチクでした。ちゃんちゃん。

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