表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【感謝!4万PV突破!】雑に学ぶと書いて雑学 ~昨日より今日の自分が少し賢くなるかもしれない~  作者: 雲条 翔


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

144/294

トンカツの「カツ」はフランス発祥

 受験も近くなると、「試験に勝つ」ことから縁起を担いでカツ→トンカツを夕食のおかずに……なんて、受験生のいる家庭でありそうな光景です。


 トンカツの料理バリエーションは豊富で、シンプルに白米のおかずに、あるいは卵とじにしてご飯に乗せて「カツ丼」に、カレーに添えて「カツカレー」に、お弁当用には濃いめのソースにして「カツサンド」……どれも美味しそう。立ち食いそば屋にも、たまに「カツそば」とか、変わり種メニューが置いてあることも。


 受験生を応援したい気持ちは分かりますが、人間の体は脂っこいもの(消化しにくいもの)を食べると、消化するために胃袋の活動の方に血液が集中し、脳細胞に回す血量が減るうえに眠くなるらしいので、勉強の効率を考えると、軽い食事の方が良さそうです。


 さて、トンカツという名前は、豚肉のトンとカツレツから来ていますが、「カツレツ」というのは、フランス語が由来です。


 元々はフランスの「コートレット」という料理でした。


 薄切りの牛肉にパン粉をつけて、バターで炒めて焼いて、デミグラスソースをかけた料理。


 日本には明治時代に伝わってきたのですが、牛肉よりも豚肉や鶏肉が手に入りやすかったこともあり、主に豚肉が使われ始めました。粒の大きなサクサクのパン粉を使うなど、日本独自のアレンジが加えられていきます。


 フランス語の「コートレット」の英訳「cutletカットレット」が、「カツレツ」という発音に変化したと言われています。


「カツレツ」の中でも、豚肉を使った場合のみ「トンカツ」であり、他の肉で作った場合はトンカツとは呼びませんのでご注意を。


 個人的に、「カツサンド」と言えば、薄切りでサクサクのハムカツサンドや、身がぷりぷりと弾力のあるエビカツサンドも好き。


 これを書いているのは深夜なのに、段々お腹が減ってきたー! コンビニ行って、買って来ようかな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ