インターネット発端の裏側
インターネットは、アメリカと旧ソ連が冷戦状態にある中、アメリカが 「盗聴されないために、無線に代わる新しい通信手段を!」ということで開発を進めた技術でした。
元々、電子通信網による回線の原型はありましたが、敵国のいる「戦時下」という緊張状態が、完成まで加速させたのです。
その後、戦争が終結し、通信の使い道がなくなったあとは、平和な生活の中で一般企業や各家庭用へ発展を遂げた、というわけです。
地球上空に浮かぶ人工衛星を経由するシステムやGPSは、本当はもっと精度が良く、もっと早い通信が可能である、という都市伝説があります。
そのデータを「すべて使える状態」で世界中に使用許可を出すと、その技術を解析し、軍事転用される危険があるので、わざと「精度を落とし、データ量に制限をかけた」デチューンの状態で、一般に開放しているのだとか。
つまり「解析されてコピーされても、それを超えるテクノロジーは温存してある」という感じでしょうか。
フルで使えたら、どうなることか。ま、どこまでホントか、分かりませんけど。
今までに紹介した、ティッシュペーパーや電子レンジ、サランラップ、インターネットなど、現在の私たちの日常生活に欠かせない道具の発明の大元も、戦争が下地として関わっているのは事実。
ですが、「戦争が科学を発達させる」 なんて極論を振りかざす気はありません。
戦争に頼らなくても、人類は科学を発展させられるはずです。
戦争を起こさなければ、科学の加速度が上がらない、なんて、人類はそこまで愚かではありませんから。
……少なくとも私は、そう信じています。




