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13日目(実戦機種:ジューシーハニー2/GARO)

 前回、Aさん(仮称)のドジな転倒によって出玉をぶちまけられるという憂き目に遭ったオレ。

 もちろん店員さんたちが磁石棒みたいなやつで散乱した銀玉を拾い集めてくれたわけだが……本当に大変だったんだからね、んもう!

 なんかおゲイ口調になったけど(笑)、まあいいですそのことは。

 それよか問題はAKB誇りで5箱ゲットしてもなお、収支トントン(ライン)かそれ未満だというこの状況にある。

 けっきょく1箱ペローン(初日参照)してAKB誇りに見切りをつける。出玉4箱を持ってジューシーハニー2へ移動する。昨日のリベンジだ。

 ところが逆に返り討ちに遭う。激アツ予告がこれでもかというくらいハズレまくる。

 今日はもうダメだ。半ばあきらめつつ4箱目の底をさらっていると、佐倉まなちゃんが「7テン!」の合図。

 7天牌(テンパイ。リーチ成立のこと)、それは祝福である。現行の多くの機種で7図柄のリーチ成立は激アツとなっている。

 もちろんハズレることもあるが今日はまだハズシていない。これがダメだったらもう帰ろう、そう決めて画面を注視していると待望の大当たり。

 そこからやっと連チャンして盛り返すが出玉4箱強止まり。けっきょくジューシーに移動するまえの状態に戻っただけ。

 さすがに心折れて実戦を終える。結果は5k(k=1000オカーネ)のマイナス収支。フラグどおりの4連敗となってしまいました。

 ぐぬぬ……勝てんわ。この辺りから勝てるビジョンが浮かばなくなってきた。なんとか軌道修正しなくちゃ、とぼんやり考えながら帰宅。


❰13日目❱

 迷走はつづく。先に言っておく。

 それでも状況を打破しようと方法を模索する。とりあえず〈オリパサ〉に執着するのはヤメよう。哲也3での連勝が忘れられず、どうしてもこの(ホール)に頼っている自分がいたことは否めない。

 そんなわけで1店目は〈ピア〉。店内を見てまわると700回転(ハマリ)の牙狼が放置されていたので、とりあえず座る。

 牙狼はね、あんまり好きじゃない。もちろん初代は別だが、本編でも語ったようにその後のシリーズは遺伝子が違うのである。

 それにオレは基本的に人気機種は打たない。海とか北斗とか慶次とか、たくさんのお客さんで賑わっている台のことだ。

 だからお前は勝てないんだよと言われればそうかもしれないけど、要は考え方だと思う。

 人気機種は多くのお客さんが血眼になって打っている。競争率も当然アップする。オレはそういった土俵では勝負をしないということだ。

 ごちゃごちゃ書いたけどつまり(笑)、あまり好きじゃない牙狼をハマリ台だったからという理由だけで打ってみましたとさ。以上!


 パチンコは天井がないのでハマリ台にそれほど旨味はない。

 ただ単純に、もうそろそろ当たるんじゃね? くらいの要するに気分の問題だ。完全にオカルトである。

 今後本編でもハマリ台を狙った立ち回りをいくつかするが、じつは今回が初回でしかも成功したパターンとなった。

 投資14k、1000回転直前で当たり5300発の出玉をゲット。連チャン終了後に即ヤメ。好きな機種じゃないので追いかける(出玉投資する)気にはならなかった。

 出玉をカードに貯玉しトイレから戻ってくると、オレが退いた台にもう人が座っていた。さすが人気だねーGAROは。

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