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*よん*


目の前で勝手に盛り上がる三人。


…目眩がする…。



思わず頭を抱えてしまいそうになるのを抑えて


「悪いけど、私、零と一緒の高校に行くつもりはないからね?」


そう言った瞬間、一気に静かになった。というよりむしろ、固まってる。



「…え?どうして?」なんとか絞り出したような声で母が聞いてくる。




この世界では私は悪役だからです…!

そしてそうなるのを回避したいからです…!!



などと言えるはずもなく。



「ひとつ上の先輩がいった女子校に行きたいから」


と用意しておいた理由を言う。昨日のうちに考えておいてよかった。



「そんな…。私たちは、てっきり一緒の学校に行くとばかり思っていたのだけれど…」


と何故か悲しそうな零母。


「そうよ!そのつもりで色々と計画してたのよ?」と同調する私の母。計画ってなんですかそれ。



またしても騒ぎ出す二人をしりめに、検討していた女子高のページを探していると、つい、と袖が引っ張られる。



「理由、嘘だよね?…何か僕と離れたいこととかあった…?」

こてんと首を傾げて零が聞いてきた。




男なのになにその破壊力…!しかも原作通りの顔のはずなのに面影がほとんどない…!


これってもはや別人の域なんじゃないのかな?



「玲奈?僕の顔になんかついてるの?」


「っいや、何でもないよ」


思わず顔を凝視してしまっていたみたいだ。危ない、危ない。


「あと、理由は本当。ここ行きたいの。」


ほら、と開いたページを見せる。

全寮制の高校で、ここからは遠いので行ったら精々年に一度戻ってこられるかどうかだろう。


「でも、ここに行った先輩って玲奈の部活にはいなかったよね?」


…なんでそんなことを知ってるの?

いやまあ確かに嘘だけど!




「ねえ玲奈、本当は?」


顔をのぞきこまれる。


「っとにかく、絶対に嫌だから!」





私がそう叫んだ瞬間から、私VS他三人の戦いが始まった。

 


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