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団塊世代のミチとトラ、山ちゃんの三人があの世へと行けば! 優しく対応してくれたのは神様、女神様ではなく、仏様でした!  作者: かず斉入道
第1章 団塊世代初の異世界へのお導きは女神様ではなく仏様でした

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第9話 仏さまって本当にいたんじゃの? (3)

 そのためか、白熱灯のように神々しく輝く仏像のような仏さまが俺の目の前に現れ、儂を誘った。


 だが、仏さまは儂に自己アピールを繰り返し、正直言って面倒くさい奴だと思った。


「仏さま、儂は粗相はしない。暴れん坊でもない。国のために子を養い育て、孫の面倒も見てきた。だから西遊記の孫悟空は好きだが、彼のような暴れん坊じゃない。緊箍児(きんこじ)なんて頭に必要ないよ、あっはははは!」


 そう笑いながら、儂は自分が暴れん坊じゃないと仏さまに告げた。


「仏さま?」と声をかけると、


「……あの、仏さまは一体、儂に何の用じゃ?」


 恐る恐る尋ねると、彼とも彼女ともつかぬ中性的な容姿の仏さまは、話を振り出しに戻すように笑って誤魔化した。


「……道徳よ、そなたをこの天界へ呼んだのは、神々の意図ではなく、事故のような形でシステムの不利をお前に与えてしまったからだ」


「──道徳、お前も不満に思っているだろうが……お前の寿命は最低でも二十年は短くなってしまったのだ」


 仏さまは申し訳なさそうにそう告げた。


 俺は「あっ、ははは」と乾いた笑いを返すしかなかった。


 残念で無念、仕方がないと肩を落とし、落胆していると。


「……だからミチよ。私はお前を再び生き返らせようと思う」


 仏さまが儂に告げた。


 その言葉に儂は「えっ!」と驚いた。


 生まれ変わるとは一体どういうことなのか? 首をかしげながら思ったのだった。



 ◇◇◇




(お願い)


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