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第141話 スローライフのヒロイン様の許へと向かえば(6)
大陸の西……。多分俺たちの前世で言いうヨーロッパから吟遊詩人を歌いながら旅を続け、東の果てへと流れてきたエルフの三つ子のライザ姉さんがトラへと不満を申せば。彼女に釣られるように、やはり西方から永住の地を探しつつ旅の大道芸をしながら流れてきた河童のエリさんもトラの言葉に不満を募らせ、ライザさんの言葉に同意をした。
「……あのさ~、ミチとトラ君はこの領内のことをどう思っているか知らないけれど。アーシ等みたいに女はさ、城郭の外を移動をすると言うことは、それなりの危険が伴うんだよ、先ほどみたいにさ。自分たちよりも人数が多い男たちがいれば、それが盗賊でなくても冒険者や町や村の男たち……。領内の治安を守る兵士たちだって、自分達の性欲を発散するためやお金欲しさに、女たちを平気で襲う………。それに領主同士で紛争をしている地域を知らずに通ってでもしてみろ。女は下手をすると凌辱行為だけではすまずに、兵士たちが飢えていると殺されて口に出来ないような酷い目に遭うことだってあるんだからね……」




