覇皇なる道〜陽なる陰の者〜

覇皇…………それは神が決めた王の中の王、世界を支配、征服、自由にすることができる権利。
その権利を得るには神に選ばれ「帝王」になる必要がある。
今のこの世界では、十二人の「帝王」が君臨しており、世界を支配している者たちが存在している。
その神に選ばれた十二人の帝王の中から覇皇が選ばれる。

主人公のレンは「帝王」の一人、『英雄王』の息子であり才溢れる存在、だが周りの期待による強力な重圧に押しつぶされそうになる。だがある日、ナイと名乗る謎の青年と運命の出会いをし、レンの人生が大きく変わり動き出す。「君はこの世界のことを間違っていると、嫌っていると言った。ならどうする？変えるんだよ！君が！この世界の王に、『覇皇』になって世界を導くんだ！」

その言葉はレンの全てを変えた。

それからレンは『覇皇』へとなるべく、世界を知るため旅を始める。
「君はこれから世界に出るんだろ？なら『英雄王の子ども』と言うレッテルは邪魔だし君も嫌いだろ？ならいっそ、その名を捨てたらどうだい？代わりに僕が君に名をあげるよーーーーーーーネフ、、、なんてのはどうだい？」

そしてレンは親から貰った名を、故郷を、友を、全てを捨て『覇皇』になるため旅に出る。

そしてレンは、、、否、ネフは『覇皇』になるためその道を歩むのだった。