3-20 宴の終わり
鳳凰様のリングには、鳳凰様の神力が宿っている。
つまりもしものときは鳳凰様に守ってもらえるお守りのようなものらしい。
もしものときなんて来てほしくはない。 が、
「ニャー(帰ったら早速 役に立つ気がする。)」
とりあえず寝ているミーちゃんとクッションをつれて自分の神籠へ帰った。
翌朝。
「ニャー(神使諸君、みんなに報告がある。)」
「ニャー(実は御鳥様と結婚した。 てへペロ。)」
「ミー!!(ニャんですっちぇ!!)」
「ピイピイ!!」
影たちまでざわめく。 だが、こうなることは予想済み。
先手必勝。 みんなにキスをして回る。
チュッチュッチュッ。
一人でも二人でも一緒。 おまけに神使は神ではないので浮気に入りません。
「ミー(猫神ちゃま♪)」
「ピイピイ♪」
そういえばクッションは関係なかったな。 まあいいか、
「ニャー(御鳥様とは夫婦神になったが、みんなとの関係は変わらない。 みんなオレの大事な神使たちだ。)」
「ミー(はい、猫神様。)」
「ピイピイ」
クッション、おまえは違うだろ。 まあいいか。
そんなこんなで一月が過ぎ、村に帰る日となった。
イズモじゅうに蛍の光が放送される。
『全神様気をつけて帰りましょう。 家に着くまでが 神無月 です。』
ちゃんと会議に出た神は、おみやげに葛篭をもらう。
中にはイズモのマスコットキャラのぬいぐるみが入っていた。
萌えキャラのカンナちゃんと、ゆるキャラのカミアリくん。
カンナちゃんは抱き枕にして、カミアリくんはマーちゃんにあげようと思う。
召還。
「ニャー(あ、そうか、鳳凰様の村か。)」
鳳凰様の村は巨大な一本の木で出来ていた。
「ニャー!(スゲェェー!)」
「ミー(うわぁぁー!)」
「ピイィィー!」
いや、クッションは知ってただろ。
「ニャー!(これがかの有名な世界樹かぁぁー!)」




