第18話再開と災禍糸
編集合体シュウセイズミダー
「先日は失礼しました。」
黒髪黒目の青年はそういいながら頭を下げた。
マリク=レールさんが付き添うは、ドMの大将♪事コウキ=シバナシさん柴梨幸樹さんです。
いろいろ無理やり読みますと、樹幸柴梨、キッコウシバリになりますね。ツはないけど。
そして、あんまり意味もない。上級者には違いないけど。(ナニガ
「いえいえお構いなく(面倒だし。」
美形には違いありませんが、そこはかとなく日本人でしょうか?美形はよくわからん。
アゴ割れてるぐらいの特徴はあったほうが深みと味がありますよ?
そして、私の男密集率がまた増えたんですね。
もう少しなんとかならないもんですかねー。
「ところで、エレックの巫女さまはなぜこちらに?」
「…強いて言えば、診察室付近の観光でしょうか?」
うん、それ以外言いようがない。
一応観光も兼ねてなくはないですが、あの骨のせいで行く気持ちが薄れましたし基本的に外出もしてませんからね。
はて?そう思うと私は一体なにしにきたのだろう。
エレックの祠番の癖に担当する持ち場を離れ、誰も来ない診察室で護衛の騎士と冒険者に囲まれながら急患を待つとか意味がわかんないですね。
祠の周りもせっかく綺麗にしたのに、…草が生えまくってたらやだな。
「…除草剤を撒いておくくらいの配慮はすべきだったと思いますか?」
「いきなりなんの話しですか?」
思わずシハナシさんに話を振ってみたけど、ごもっともな返事をいただきました。そもそも祠の話をしていません。
無茶ぶりもいいところです。
なにはともあれ、なんでこの人達がいるんでしょうね?
ホントに護衛とかはいらないと思うんですが。
「ちょうどギルドの依頼であったので受けたんです。」
いやまぁね。
現役なら肉体労働にきたわけじゃ無いのは解りますよ。こう言っちゃなんだけど、わざわざ僻地にきたのかなってさ。
あぁ、そうですか。
商隊の護衛できたんですね。
任務だとしても結構面倒なハズ。
…帰りは?いやなんとなく気になった。そうですか気にしたらアカンか。
ちなみに私はゲーム時代の経験から護衛任務は嫌いだよ。
とってもとってもとっても嫌いさ。
ゲームの経験しかないけど、護衛対象は勝手に危ない目に会うから護衛任務は初期しかやらなかったなー。
ザケンなテメッなんてわざわざ敵がいる道逝くんだよってね。
それ考えたら、私の護衛は楽なのか。基本的に出不精だから護衛どころか騎士さんか出かけましょうと誘います。
だが、断るっ!
「世間知らずな話かと思われるかもしれませんが。
…何か起こる要素がないですよね?」
「ないとは言い切れませんが、今のところ気にする必要性は低いですね。護衛の役割と言うのは、何か起こった時に雇うのではなく。何にも起こらないよう雇うものですし。」
騎士さんがやんわりと答えてくれる。
それもそうか、わざわざ護衛がいるのを襲う人もあんまりいないよね。
やるなら行き帰りのほうが襲いやすいんだから、わざわざ施設強襲する意味はないんだし。 伊達や酔狂で雇う訳じゃないんですねぇ。
発掘品の盗難は以前からとの話しだし私にゃ関係ないからね。
それならやっぱり護衛とかいらないような気がしないでもなく?
「あまり深く考えなくていいと思いますが…。」
「そんなもんでしょうか?」
「それでいいと思います。護衛の数もある見方をすればステータスになりますし。」
逆ハーレムとかですか?そんなの私にはバッドステータスでしかないですよ。
男を侍らせて喜ぶほどの気概も育ちでじゃないんですよ。
相談してくれてたなら護衛はお一人様から全力で願い下げですよ?
「男だらけの中にいるのも問題だとおもいますが。」
「それは大丈夫です。あくまで護衛の範疇で行動するように徹底的に教育されてから雇われているので問題ありません。」
そりゃまぁ騎士団はそうなんでしょうけどね、冒険者は安全教育とかリアル工事現場みたいに新規入場でもやるんですか?大丈夫なんでしょうか?
むしろ私にKY用紙(危険予知)の用紙を提出させてください。
空気読めてない話しかしてないけどKY用紙のKYは空気読めないの略じゃないんだからね。
「誰がとはいいませんが、ほとんどがオネエさま達ですから大丈夫です。」
「オネエさまって?」
「いや、そのままのオネェさまって意味です。」
オネエさま?つまりあれがないとか?
「長年冒険者をしているといろいろあるそうです。」
ほほう。
◇◇◇◇◇◇◇
私いまのでスゴく帰りたくなってしまいました。
今のでホントに無性に帰りたくなりました。
「皆、苦労されたそうですから信用できる方々ばかりです。」
アレがないなら害がないなんてとんでもない話だと思われます。
そういや私もマイサン(我が息子?我が太陽?)がお亡くなりになって久しいなぁ。(しみじみと…
あぁ、ないからこそ期待する事もあるわけですよ。
「私シンボルマークはさすがに再生できません。」
「そうですか、それとなく伝えておきましょう。」
そうしていただいた方が無難でしょう。
患部に直に触る工程がある時点でどうにもできませんし、やりなくないし。
「巫女さま、なんか話しがおかしくないですか?」
なんですか部外者二人が藪から棒に。こちとら真っ当な意見交換をしてるというのに。
「いや、無理だもの。そのかわりにミミズだったらチョンギレても癒着出来るかもしれませんけど。」
「ミミズですか、山なら大物に期待できそうですが…アレなら代用品になりますかね。」
そこっ変な話に繋げるな。
「やるならまずは、ジョニーで試す事にしてからになりますが?」
「うちのジョニーは相当に固くなりますよ?やるなら鉄鋸に溶接機くらいなら支度しませんと。」
「でも、ジョニーにもあまりさわりたくないですけど。」
「本気でやるつもりになりましたら、私からやりますか。」
意外に騎士さん虫とか骨とか変なもの好きなのだよねぇ。
けど、ミミズ掘りに行くとかしないでほしいです。
「すみませんお二方様、ジョニーとか一体なんの話ですか。」
「「ニョキですがなにか?」」
「「ニョキです。」」
クロンボジョニーいまだ健在。なにやら勝手に繁殖して小さい状態のがついてきているらしいです。
本体は部分は、まだ一度も見ておりませぬな。




