18 息抜きと新たなる争い争闘
精霊裁判は容疑者脱走により終わり、精霊の参加者は一部解散、サクラと精霊ドラゴンと他多数は精霊ポットの追跡となった。
そして人間側の参加者はこれまでの事の報告となった。
まずは現皇帝がオレに自己紹介をした。
「私が現皇帝のヴィデオル・オルネール・ベルンダラン・オルネール・ベルンダランだ。御使いよ、よろしく頼む」
「初めまして、トルクです。いろいろと言いたい事があると思いますが、まずはいろいろと申し訳ありません」
年取った第一皇子を筋肉質にした様な人だな。……親子だから似ているのは当然か。
「謝罪は不要だ。それに息子を助けてくれたのだ。精霊の恐ろしさも知れた事だしな……」
「……あの程度で恐ろしいとは言えません。まだ酷いですよ、精霊の恐ろしさは」
オレの言葉に現皇帝は周りを見る。ロックマイヤー公爵一家は頷いて肯定した。オーファンはため息をついて、ベルリディア苦笑い。ボルドランは澄まし顔で、ウルリオは無表情。他の人達も頷いている。
「精霊ポットは光や音を司る補助型精霊だったから被害は少なかったわ。もしもサクラやドラゴンの様な物質を司る精霊だったら帝都は滅んでいたわね」
ララーシャル、そんな物騒な事言わないでくれよ。
「……して御使いよ。お主はこれからどうするのだ? 帝国に留まるのなら相応の地位と爵位を与えなければならん」
帝都での用事は済んだかな? オーファンとベルリディアを無事に親の元へ届けて、シャルミユーナの願いである第一皇子の治療も終わった。ララーシャルと先代皇帝の話し合いは……。
「ララーシャル、先代皇帝と話し終えた?」
「ルライティールや他の皆と話し終えたわよ」
「……じゃあ用事は終ったか。なら帰るか」
オレが帰ると言うと全員が待ったをかけた。
「トルク! 王国との戦争の解決に向けての話し合いがまだだぞ!」
「トルク! もう少し私達と一緒にいてくれ! もう少しだけ助けてくれ!」
「トルク! 帰るの少し待ちなさい! 料理レシピをコックに教えるまで!」
クリスハルト、オーファン、シャルミユーナが真っ先にオレを止める。
「まだ恩を返していない。もう少し留まってくれないか?」
「私も恩を返していません。もう少し滞在を! トルク様と同年代の令嬢達も会いたがっています」
「先日の騎士達を対峙した件もある。騎士達の謝罪を受けてもらう為に少し時間をくれないか?」
イーズファング第一皇子、レンブランド第二皇子、サルバトーレ第三皇子が止める。
「姉上やトルク君と相談したい事が山ほどある。少し待ってくれないか?」
「トルクさんの帝国の立ち位置を相談しないといけませんし」
「ソバーレル公爵邸の地面を下げてくれ。そして帰るのは待ってくれ」
先代皇帝、先代皇帝妹、ロックマイヤー公爵が止める。
「少し休まれた方が良いと思いますので、もう少し滞在しては如何でしょうか?」
「そうですよ。今までずっと大変だったですから」
ルルーファル、ベルリディアが止める。
……オレとしてはもうすぐ亡くなるルルーシャル婆さんを看取る為にラスカル領に行こうと思っていたんだけど、ここまで止められるなんて。
少しだけ滞在した方が良いと思っていたら、ボルドランが言った。
「トルク様、貴方を嵌めたダニエルの情報ですが……」
忘れてた!
いろいろあってすっかり忘れていた!
サクラが記憶操作でもしていたのか!
そしてオレが受けたダニエルの虐待の記憶を体験した者達の気配を変わった。
クリスハルトが「ボルドラン、報告を」と命令する。
「ヤンキース辺境伯領出身の子爵の三男で帝国騎士として帝都に務めていましたが、平民暴行で騎士から降格してバルム砦方面の兵士になりました」
暴力的な奴だったが前科持ちの奴だったか。
「兵士に格下げされても元騎士の貴族という事でいろいろと好き勝手していた様です。教育という暴力。職権を乱用して賄賂。後は女性の前では言えないような事など」
外道だな。こんな奴を降格処分で済ました処分担当者の無能上司が悪い。
「捕まらなかったのか? これほど罪を犯して処分されなかったのか?」
「上司が同郷の者で、その上司も屑騎士だったので罪は揉み消されたと」
「辺境伯領出身だったかの。ではヤンキース辺境伯に抗議の……」
「お待ちください、レンブランド皇子。調査中ですがダニエルの出生が、辺境伯の嫡子外の子供の可能性があり……」
普通の一般騎士だと思っていたけど、少し話が大きくなる予感がする。
「尚の事、辺境伯に抗議をしてダニエルを捕まえなければ! 捕まえて女性の前では言い表せない様な罰を!」
「辺境伯、いえ先代辺境伯ですが、どうもララーシャル様殺害の候補に挙がっています。なので証拠が集まるまでもう少し時間を……」
「先代辺境伯が姉上殺害の犯人だと! 兵を挙げるぞ! 辺境伯領を更地にして関係者全員穴に埋めて蒸し焼きにして滅ぼしてやる!」
ララーシャル殺害の犯人が辺境伯関係者だと知った先代皇帝は、怒り爆発して良く分からない死刑方を叫ぶ。……穴掘って死刑囚を埋めて、埋めた穴の上で火を付けて余熱で死体を蒸すのか? なかなか残酷だな。
「少し落ち着きなさい、ルライティール。貴方にそんな権限ないでしょう。それに歳なんだから血圧上げないの。ポックリ逝くわよ」
ララーシャルが先代皇帝の弟を落ち着かせて、深呼吸をする先代皇帝の弟。傍から見るとおじいちゃんと孫なんだよな。
「話を戻すが、肝心のダニエルの居場所はどこだ?」
「現在探索中です、クリスハルト様。先月まで辺境伯領に居たのですが見失いました」
ダニエルは行方不明か。もう少し時間がかかりそうだな。……精霊に頼んで探してみるか? いや駄目だ。きっと面倒な事になってしまう。
「トルク様。私が探索しますので、しばらく体を休めて下さい。先日の疲れもあるでしょう。ララーシャル様やオーファン様も御家族と語らう時間も必要でしょう」
ボルドランに言われて休養するという事でもう少しだけ城に滞在する事にした。転生仲間である先代皇帝と話したいと思っていたし。
という訳で数日間、城に滞在する事になった。
いろいろと話す事も有るからだ。
ベルンダラン帝国の第一皇子であるイーズファング殿下を皇太子にする為に活動している者達の嫌がらせ防止である、絶世の美女である精霊ララーシャルと精霊抑制者のオレ。
オーファンとベルリディアの今後の立ち位置を協議する為に話し合いに参加するララーシャルとオマケのオレ。
ロックマイヤー公爵家が推奨するオルレイド王国との和平の協議に参加するバルム砦責任者のアーノルド様達の仲介役となっている王国帝国両方から騎爵位を貰っているオレ。
転生者仲間の先代皇帝と皇女シャルミユーナと王国出身のオレとララーシャル。
他にもエディオン子爵の対応、皇位継承者達からのけん制、先代皇帝妹ラグーナ様と話し合い、帝都に住んでいる精霊達の要望聞き、ソバーレル公爵邸の地盤を下げたり。
一番面倒なのがララーシャルの仇の可能性があるヤンキース辺境伯を捜査して忙しいはずのボルドランと、身を以て精霊の怖さを知ったウルリオの二人が、忠誠を捧げようとしているので拒否しているが何度も希望している。最終的にはなし崩しに従者の位置に付いている様で怖い……。
……気分転換でもするか。
そういえば皇女であるシャルのお土産、アイスクリーム製造機は何処に有るんだ?
確かロックマイヤー公爵が持って行ってくれたはずだが。何処に有るんだろう?
ロックマイヤー公爵に聞いてみようか、と考えていたら、そのアイスクリーム製造機が宙を浮いてオレの所に届いた。……うん、精霊の仕業だな。誰の仕業だ? 怒らないから手を挙げて。
「ねえ、トルク。樽みたいなモノが宙を浮いているって報告を受けてね。トルクのせい? それとも精霊?」
「あの、トルク様。目立つ行動は少し控えた方が……」
アイスクリーム製造機と一緒に来たシャルミユーナ皇女とルルーファル公爵令嬢が諦めた様な表情でオレに言う。……オレのせいじゃないんだがな。
二人から聞いた話では樽が宙を浮いた事で混乱を招き、偶然近くに居たシャルミユーナとルルーファルが「問題ありません。御使いと精霊の御力です」と言って納得させたらしい。
「とりあえず、アイスクリーム製造機が届いたからこれはシャルミユーナ皇女のお土産。あとはアイスクリームを作る為にミルクと塩を持って来て」
「……ねえ、トルク。アイスクリーム製造機がお土産っていうのは分かったわ。ミルクと塩も持ってこさせます。でもね、ルルーファルが言ったように目立つ行動は控えて欲しいの。分かる? 分かるわよね」
「……精霊がね、アイスクリーム製造機を持って来たんだ。オレがふと思ったから。口に出した訳でもなく考えが精霊に伝わっていた。……オレの思考を読む精霊が居るんだよ、近くに。どうすればいい?」
シャルのいう事は分かる。でもオレの苦労も考えてくれ。
オレの言葉にシャルミユーナ皇女とルルーファル公爵令嬢は答えてくれない。流石に『思うな、考えるな』とは言えないだろう。
アイスクリーム製造機の中に氷を詰める為に、水魔法で水玉を発生させて、空調魔法で水玉の温度を下げて氷を作り出して樽に詰める。
「氷を作り出す魔法って……。流石は御使いね。暑い日に欲しいわ」
「オーファンも氷作れるぞ」
「……マジ?」
「言葉使いが皇女様じゃなくなっているぞ。サクラやララーシャルに鍛えられたからな。魔法も使えるし回復魔法も使えるぞ。あ、空は飛べないかな」
「……トルク。人間は空を飛べないわよ」
「風魔法を足で発動して飛ぶんだよ。両手は方向変換とブレーキ。でも訓練が必要だな。オレも訓練したし」
「……トルク様。普通の人は足で魔法の発動は出来ません」
「出来るようになったよ。魔法を封じる枷を腕につけられたから、足で魔法を発動できるように努力した。足で火玉や水玉も出せるよ」
今は足で魔法を発動しないがオレの言葉を信じた二人は呆れている。
あ、ララーシャル、と先代皇帝じゃないか。一緒にどうした?
「アイスクリームを作るんでしょ。ルライティールが食べたいって」
「すなまい。数十年ぶりにアイスを食べる事が出来ると聞いて居ても立っても居られず」
……とりあえずアイスクリームでも作るか。でも力仕事だから誰かに手伝ってもらいたい。ウルリオでも呼ぶか?
そういえばルルーファル以外は転生者だな。転生者同士で話をしたいから、少しだけルルーファルさんに席を外してもらおうかな。と考えていたら、
「ロックマイヤー公爵令嬢よ。すまぬが侍女にミルクと塩を持って来てもらうように頼んでも良いだろうか? 少し御使いと話がしたいのだ」
ルライティール先代皇帝がルルーファルさんを退室させた。
「さて、身内だけで相談したくてな。転生者同士が集まったのだから」
いきなり突っ込んで来たな。
「お爺様。急な話題でトルクも驚いていますよ」
「すまない。しかし仲間が増えたと思うと嬉しくてな」
「……仲間はずれがいるけど?」
オレはララーシャルを見る。
「私も一回死んで生まれ変わっているから同類でしょ」
確かに死んで蘇ったから同類か? でも現地転生と異世界転生は同類とは言い難いような気がするが、他の二人が納得しているみたいだから良いか。
「では私から言いたい事があります」
シャルが手を挙げて言う。
「この世界の料理は不味いわ。料理開発を進言します!」
「それが相談内容なのか? もっと他にあるだろう。どうして転生したのか? とか」
「トルクの意見は最もだけど、私はそれよりも美味しいお菓子が食べたいの! トルクやお爺様やララーシャルさんはどう? もっと美味しい食事が食べたいでしょう!」
皇女生活でストレスが溜まっているのか?
「確かにトルクの料理は美味しいわね。いろいろ作ってもらったピザとか肉料理は美味しかったわ」
「ララーシャルさんずるい。私もピザ食べたい。他にも卵御飯やカレーや餃子や刺身やケーキが食べたいわ」
「ワシもカレーは食べたいな。ポテトチップスやラーメンやチョコレートとか」
どうして異世界転生者二人はオレを見るんだろうか?
「……刺身とピザとトンカツと天ぷらとかなら出来そうだ。ラーメンは研究しないと難しいな。でもカレーは無理だな」
「どうして!」
「カレーのスパイスを知らない。知っているのはウコンだけ。他は知らない」
「ポテトチップスは? チョコレートは?」
「ポテトチップスは出来る。チョコレートはカカオが材料だと知っているけど発酵方法を知らないから無理」
絶望する異世界転生二人。
「オレだって味噌や醤油を作りたい。でも麹菌の精霊を見つけないと醤油が出来ないんだよ」
絶望する異世界転生が三人になった。……和食が恋しい。
「トルク、シャルミユーナやルライティールが言った料理は美味しいの?」
ララーシャルがオレへと問うと二人が声を揃えて「美味しい」と言った。
「どうにか出来ないの? トルク。私も興味出てきたわ」
「カレーとチョコは無理。材料が分からないし知らないから。それよりも醤油……」
ララーシャルの問いに答えたオレは醤油を夢見る。……夢に醤油が出来てきたら泣くし、起きて醤油が夢だと知れば発狂するかもしれない。
「だったらマヨネーズは?」
シャルミユーナの言葉に反応したルライティールとオレ。しかし、
「マヨネーズか! それなら作れるだろう。子供の時に夏休みの料理学校見学で作った事がある。材料も卵と油だろう。それなら」
「駄目だ! マヨネーズだけは駄目だ! マヨラーが世界に溢れて世界の平均体重が大幅に上がる」
正反対の言葉を発するルライティールとオレ。賛成派のルライティールと反対派のオレは睨み合う。
「マヨネーズはサラダにも使えるのだぞ。味気ない野菜や肉や魚にも使えるマヨネーズは正義の調味料だ」
「マヨネーズの主成分は油だ。そんなモノが広まればどうなると思う? 食べる者が増え続けて体内脂肪が増える邪悪な調味料は悪だ」
いかにマヨネーズが素晴らしき調味料だと力説するルライティールと、マヨネーズが及ぼす身体的影響と依存性を述べるオレが口論を始めた。
両者とも引かない口論にララーシャルとシャルミユーナが止めに入る。
「トルク、落ち着きなさい。どうしてマヨネーズが駄目なの?」
「お爺様も少し落ち着いてください。マヨネーズの素晴らしさは分かりましたから」
二人に間に入ってもらったがオレ達のマヨネーズ抗争は止まらない。
「マヨネーズくらい食べても良いではないか! 老い先短い老人の願いを聞いてくれぬのか?」
「老い先短い老人の寿命を減らすマヨネーズを作れる訳ないだろう」
口論中にお使いを頼んでいたルルーファルさんが戻ってきた。
ルルーファルさんと王宮侍女と護衛騎士が、先代皇帝と御使いが口論をしている所を目撃し、侍女と護衛騎士が「関係者に知らせます」と言って逃げる様に出て行った。
「シャルミユーナ様、ララーシャル様。こ、これはいったい……」
ルルーファルさんはオレ達の口論している状況が、非常に拙い状況だと思っているようで、表情が険しくなっている。
「……食べ物の好みに関する口論ね。でもお爺様がマヨラーとは知らなかったわ」
「シャル、マヨラーってなに?」
「マヨネーズをこよなく愛する人の事です。ララーシャル」
「……反対しているトルクは?」
「マヨネーズを反対派の反マヨラー。何が原因で反マヨラーになったのかしら?」
冷静に説明しているシャルミユーナと、納得しているララーシャル。しかしルルーファルは口論中の二人に驚いてオロオロしている。
「シャルミユーナ様、ララーシャル様、お二人を止めないと」
止めようと二人に願うけどシャルミユーナとララーシャルは動く気配がない。
「食べ物で口論している二人を止めるって情けなくない?」
「そうね。もう少し口論させましょう。あ、オーファン、丁度いい時に来たわね、今からアイスクリームを作るから氷をお願い」
侍女と護衛騎士から先代皇帝と御使いが口論をしていると聞いた関係者達。クリスハルト、オーファン。少し遅れて第一皇子と第二皇子も走ってきた。
「あ、あの、この状況は……」
「二人ともじゃれ合っているだけよ、クリスハルト。それからアイスクリーム製造機の樽を回す係をお願いね」
そんな訳で帝国の高位権力者の二人の口論を聞きながらアイスクリームを作る事になった関係者達。
出来上がったアイスクリームを食べながら口論する先代皇帝と御使い。
追加でミルクを持って来たボルドランと樽を回す係となったウルリオも二人の口論に蒼白になり、最終的に皇帝陛下も来て口論理由を聞いて頭を抱えながら、皆でアイスクリームを食べて口論は中断となった。
その後。
「ねえ、トルク。結局マヨネーズ作るって事になったみたいだけど、どうしてトルクは反マヨラーなの?」
「前世の知り合いにご飯に大盛マヨネーズかけて食べるマヨラーが居て、マヨネーズが嫌いになったから」
「……好みは人それぞれだから文句はいけないけど、ちょっと引くわね」
「だろう。シャルも引くよね? オレは正しいと思うよね? オレも好みは人それぞれだと思うけどアレは引く。オレもマヨネーズを否定している訳ではないよ。でもマヨネーズは寿命を縮めるだけではなく人間関係を壊す。この世界にはまだ早い調味料だと思う」
「だからって頭ごなしに反対する理由にはならないでしょう。少量なら問題ないでしょう」
「その少量からご飯にかけて、最終的に大盛マヨネーズご飯となった。そして外食でもマイマヨネーズをご飯にかけて他の客から引かれたよ」
「……さすがにそれは引くわね」
「安くて美味い行きつけの定食屋だったのにオレまで出禁くらって、そいつとは二度と一緒に食事しないと誓ったよ」
「要するにマヨネーズ反対していたのは、出禁になった八つ当たりで反対していたの? トルクの言っていた健康とか関係なく?」
「……マヨネーズは正しい食べ方と量を、皇帝陛下が勅命を出したら作ってもいい」
「そこまでしないといけないの? お父様も『マヨネーズの使用方法に勅命を出した皇帝』って歴史に刻まれたくないと思うわよ」
「オレもマヨネーズ料理は好きだよ、ポテサラとかえびマヨとか。でも追加でマヨネーズを付け足すのを思い出すと……」
「それって絶対に料理の味を壊しているわね」
「だからマヨラーを世界に増やさない為にも勅命を出してくれ!」
「そんな理由で勅命出せる訳ないでしょ!」
誤字脱字、文面におかしな所があればアドバイスをお願いします。




