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069⚫️アキラ
「アキラさん、どうでした?収穫はありましたか?」
「・・・あったよ。そっちはどうだ?」
「それが全然なのよお。神社は殺風景だし、人は来ないし。あっ、だけどあの神社、イヨちゃんのお祖母さんの実家なんだって。」
そうか。日の巫女と月の巫女の系統は、何とか保たれているということか。
月の巫女の系統の最後は俺だがな。
「あの、オオガミさん。なぜ、アキラって名付けられたか、聞いていますか?」
「いや、わからん。なぜだ、ココア?」
「アキラの文字って、’明’ですよね。それって・・・日と月がならんでるんじゃないですか?」
思いもしなかった・・・。偶然なのか?
それとも、両親の何かの願いが込められているのか?
父と母は、何か知っていて、俺の名にそれを託したのか?
日と月が共にあることを願っていたのか?あの頭痛がする。
「・・・アキラさん、大丈夫ですか?大丈夫じゃありませんね。」
「アキラ、休もう!ココアちゃん、車に連れて行くよ!」
「はい、エイミーさん。」




