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翔side
「゛月が綺麗ですね゛」
うん。わかるよ。゛貴方を愛しています゛だろ?
「わかるよ。」
「翔。私翔のもとへ行きたい。」
「駄目だよ。香奈にはまだ生きてほしい」
「でも…゛太陽がないと私は輝けません゛」
そうきたか。゛貴方がいないと私は意味がないんです゛
「なるほどね。さすがは香奈だ。」
「じゃあ!」
「でも、香奈の太陽は俺じゃない。いつまでも死人を追わなくていいんだ。俺が死んだのは香奈のせいじゃない。香奈は今地上で一番近くにいるはずの新しい太陽を探して」
「翔…翔以外の太陽?そんなのいないよ」
「大丈夫。いるから。そして俺の大好きな香奈なら必ず見付けることが出来ると信じてる。」
そう。香奈の太陽は俺じゃない。一樹だ。香奈には生きて幸せになってほしい。例えいつか俺のことを忘れてしまっても…
「香奈。俺は香奈の幸せを常に願っている。だから生きろ!あと開明に戻って俺の分も勉強してほしい。」
俺の夢だった歴史の教員…
「香奈行って」
「なら最後に抱き締めて?」
俺は香奈を抱き締めて最後に香奈を感じたあと香奈を地上に戻した
「さようなら香奈。幸せにな…」
笑顔で言った




