杉野side
「翔に告白されてたの」
えっ…
コクハクサレテタ?
「それで返事は…」
「出来なかった…。返事をする日に翔は事故に合ったから。」
「もし翔が事故に合ってなかったらなんて返事してた?」
「はい。って言うつもりだったわ。結局言えなかったけど」
この言葉を聞いて僕は中学受験に失敗したことに対し今までは悔しいと思っていたのに、良かったと思ってしまった。
「そっか」
「学校でも翔が死んで悲しんでるようにしていたよ。でもそれは表面的で裏では自分の順位が上がるって喜んでいる人が多かった。だから私はまえいた学校…開明中にいらついたからそのままなら開明高校にエスカレーターでいけたけどわざわざ桜ノ宮高校を受験したの。」
「でも開明高校の中学からの持ち上がりの生徒だけが着れる制服お前の憧れだったじゃなかったか?小学生のときいつか着るって…」
「確かに憧れだったよ。でも同時に翔や杉野が開明高校の制服を着た姿も見てみたいって思ったの。でもそれが叶わなくなったじゃない?」
「だからってわざわざ開明辞めなくてもいいんじゃ。同じクラスのやつとかだって。それにお前の代わりに落ちたやつだって」
「幼馴染みが着てるのを見たかったの。杉野は受験失敗したから見れないって諦めがついたけど翔が着たのを見れるって思ってたらの事故だよ!あと少しで夢が叶うって思ってた私の気持ちなんて一樹に分かるはずないでしょ!私帰る」
松崎は席を立ってカフェを出た。イラついてたからか無意識だろうが、名前で呼ばれたのが嬉しく感じてしまった。
僕は松崎を追いかけようとした。カフェを出ようとした時松崎と仲がいい石橋と目があった。僕は石橋のとこにいき
「今聞こえた話松崎さんに言うなよ」
「わかってるわよ!わざわざ言いに来なくても」
「ならいいや。じゃまた」
僕はカフェを出て松崎…香奈を追いかけた




