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香奈side
窓際の角席に私たち二人は腰をおろした。始めは分けたケーキを食べながら他愛ない話をしていたがケーキが終わると私は杉野の言っていた話があるについて聞いてみることにした。
「それで話って?」
「お前のとこにこれきたか?」
と言って杉野が鞄から取り出したものは1枚のハガキ
「あぁ、翔の1周忌のやつね。着たわよ」
「出るのか?」
「もちろん。出ないとおばさんたちに失礼になるでしょ?杉野は出ないの?」
「僕は…まだ迷ってるんだ」
「迷ってる?何を?」
「僕は松崎…いや香奈と翔の仲の良さほど翔と仲が良かったのかって。香奈と翔は同じ中学だったろ?僕は違ったわけだし…」
「ばかじゃないの?」
私は飲んでいた紅茶のカップを置いた。
「翔と仲が良かったかだなんて今までのことを考えればわかるはずじゃない!杉野がそんなことで迷う必要なんてないわ!それに私、翔が死んだと知らされた日の男子の方がイラついて仕方ないわ!」
「僕は行ってもいいの?」
「当たり前じゃない!杉野以外に誰が行くと言うの?四十九日だって初盆だって呼ばれた友人は私たちだけよ。それにそんなこと言うなら私の方がおばさんたちに顔向け出来ないわ」
「どうして?」
「だって…翔にあの日の返事してあげれなかったんだもの…」
「あのひ…?」
「そう。翔が事故に合う前の日私翔に告白されてたの」




