会長就任戦争
「花、なんで裏切ったんだ?お願いだ。本当の事を言ってくれ。」
「負けたくなかった。俺は友達と約束したんだよ。世の中のボケどもの上に立つって。約束を果たすためには、敗北の時間など1秒たりともいらないんだ。」
「友達…?」
「お話は終わりだ。たくっ、お前らを思い出話のために呼んだんじゃねぇんだよ。」
空手家は俺の目の前に立つと拳銃を構えた。
「話さねぇ覚悟は分かった。最後に言い残すことはあるか?」
そう言うと、引き金に手をかけ眉間を狙った。
「まだ最後じゃねえよ。俺にはまだ続きがある。」
不広研究員が鼻で笑う
「今から死ぬんだぞ。怖くないのか?」
「まだまだ死ぬ気は無い。」
そして引き金が引かれる。
鳩一の脳天に1つポッカリと穴が空く。その穴から奥が見える程だ。
「なんだ、あっさり死んだじゃねぇか。」
「いや、そんなはずないネ、彼は絶対に戻ってくるネ」
「研究員さんよー、目の前の死体が見えねぇのか?」
また研究員がニヤリと笑う。
「見えないネ、あと、僕の事は、コパンテと呼ぶネ」
空手家がもう一度鳩一の死体を見るとそこには風穴の空いた死体の姿はどこにも無かった、あるのは、灰とも砂とも呼べぬ、サラサラとした粉だけだった。
「おぁ!どこ行きやがった!」
「窓を見るネ。」
そこにはあの、鳩一に逃がされ、組のものを二人、粉にした女がいた。だが、何故か鎖を握りしめている。
「下田!急いで!組のヤツらがでて来ちゃう!」
「絶対、新しい身体用意してやりますからね!」




