51/94
発明品の利便性に対する警告詩
4月18日は、発明の日。
「1885年のこの日に、専売特許条例(現在の特許法)が公布されたことを記念して」
らしいです。
「発明品:心を見通す機械」
心を見通す機械の発明。
疑心暗鬼は無くなりそうだが、
良いこと尽くめで終わりはしない
心がはっきり分かってしまうと、
信じることさえ困難に
なってしまうことがある。
君の言葉は心から
発せられているのかい?
絶対にって誓えるかい?
「発明品:どこにでも行けるドア」
どこにでも行けるドアなんて無くていい。
善人だけでなく悪人も好きに移動できるような、
そんなものは無くていい。―【悪人の使用に対する危険視】
過程をすっとばしてゴール地点だけ用意するような、
そんなものは無くていい。―【過程の重視】
ひっそりと暮らす者、暮らしたい者の生活を脅かすような、
そんなものは無くていい。―【個人的な生活の保障】
どこにでも行けるドアなんて無くていい。
今でも十分、生きてゆける。
便利さの代償。




