悪童たちへ
今日はあと一回更新しようと思います。
二十三時くらいかな。
「悪童たちへ」
悪童たちよ。
君たちは言ったね。
あんたは臭い、汚い、死んだ方がマシ、
と。
散々な言葉で私に言ったね。
赤くなって黙り込む私を見て、いちいち確認しながら。
さぞおもしろかっただろう?
他人を、血もつながっていない他人を、どこの誰とも知らぬ他人を、
おそろしい言葉で傷つけるのは。
刃が私の体を切り裂くたびに、私は耐えなければならなかった。
声を上げると、君たちは余計に喜ぶだろうから、
ね。
まぁ、それも無駄な足掻きだったようだけれど。
ある人は、
「やさしい言葉で人を征服するのは
なんてむつかしく しんどい仕事だろう」
と言っていた。
そう、仕事なのだ。そんなものは仕事だと割り切らなければ、
こちらの心が割られてしまう。
真剣でない者に真剣で立ち向かっても、
やられてしまうとは、現実はかくも酷いもの。
だからせめて、言うだけ言うよ。
心に残らなくても言わせてもらうよ。
君たちがやっているのは、
誰かが大切にしているものを
ひどく痛めつける最低な行為だ。
傷つけるくらいなら、黙って口をつぐんでいたまえ。
悪童たちよ。
実際の出来事ではないんですが、茨木のりこさんの詩、「悪童たち」を読んだときに浮かんだことを詩にしました。内容に関しては無関係なところが多いです。
「やさしい言葉で人を征服するのは
なんてむつかしく しんどい仕事だろう」
この「」の部分は詩からの引用です。
今回は結構感情的に書いたので、長めの詩ですね。




