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幸せな価値観
「幸福と価値」
増えすぎた幸福
膨張するヒトの欲
霧雨の降る中で
あなたは笑ってこう言ったでしょう?
価値の無いモノなどこの世に存在しない、と
けれど
それは間違っている
私は泣き笑いの顔でこう言ったでしょう?
価値を決めるのはそれを見る者の役目で
そのもの自体に価値があるわけじゃないのよ、と
だから
底抜けに元気なあなたの笑い声に
高評価をつける者もいれば
低評価をつける者もいるの
容易に変容するオーロラの社会で
不変であることは叶わないの
「手中の確認」
奪われたことを嘆くのは
大切なものだったから?
それとも
大切にしたかったから?
理由づけは手に入った瞬間に既に始まっている
それが決定的になるのはいつなんでしょうね
手元にある時?
奪われる直前?
それとも
奪われた後?
今回は、椎名林檎さんの「ありあまる富」をききながら。




