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よる と よく
「夜:静寂」
夜は静寂。
生物は皆、寝静まり、
気配も穏やか。
ただ、闇だけがそこに在り、
我らの全てを覆う。
おそろしさは無い。
あるのは静寂のみ。
それでいい。
それがいい。
「よく」
それだけでよかった。
それだけがよかった。
でも、
現実はそれだけじゃ
生きていけない。
どこかの仙人みたいに
霞だけ食べれば
生きていける、
そんな訳がない。
この世には
欲が、
欲しいものが多すぎる。
私の袋は耐えきれずに
膨れすぎて、
破裂した。
そして、
様々な光をぶちまけた。




