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もう一つの人生
この世に生まれて一人そしてまた死ぬのも一人…
人生とは孤独な道
選択肢は合ってないようなものだ。
良き理解者に出逢うのも巡り合わせ
大抵は理想より違うだろう。
本人の意思とは関係の無い人生を送る
ーなんと苦しいことか…。
未来など分かるはずもなく
苦悩に満ちる日々…
「うっ…」
「うっあ…あッぁぁあ」
小さき心は打ち砕かれ、今宵も魂が天へと導かれん
「……」
その若き魂は天へと昇り浄化され産み落とされる筈だった。
「逡ー荳也阜繧医j」
言葉とは一つ一つ意味があり、その意味は特別な力を宿らせる。
その言葉に引き寄せられるようにふわふわと
…その魂は元の肉体から抜き出て全くの別世界へと向かった。
「……」
話せない…当たり前だ口はない
視えない…当然だ目など無い
魂だけの存在…それが自分
そう知覚するのにはかなり時間が掛かった
「……」
無音な世界…ある種の拷問
自殺などをした人間が真っ当な扱いなどある筈が無い
しかし…
「………鬘慕樟縺帙h!」
…声がする
「…!?」
突然の声に反応する
誰かが近くにいる様だ。
何やら話してるようだが聞いたことのない言語
「鬘慕樟!」
呪文の様な物を唱えてる様子
「……螟ア謨?」
どうやら失敗したみたいだ、声に元気がなくなる
人生とは奇妙な連続でまるで導かれる様に吸い寄せられる。
ーこれは運命なのか?




