Rez infinite 〜ただひたすらに気持ちいい10分間〜
ドリームキャストで発売された作品のリメイク。
シンプルな操作と独特な体験が魅力のシューター。
ソニーのコロナ対策キャンペーンで無料配布されたのでライブラリに眠らせている人も多いのでは?
体験に重きを置いたゲームです。
実際に触ってみると30秒ほどで楽しさを完全理解できるのですが、動画で観てもなにをしているのかよくわからないと思います。
本作はエラーを起こした最新コンピューターを修復するために、プレイヤーが電脳世界にダイブするという設定になっています。
宇宙空間のような場所を飛び回りながら、エラーの原因(敵)を打ち落としていくシューティングです。
シューティングと聞くと小難しい印象を受ける人もいるでしょうが、プレイヤーの武器はホーミングレーザーなので細かいエイムは必要ありません。
かなり大きめの照準マーカーをスティックでグリグリと動かし、敵をロックしたら撃つだけ。
移動は全自動なので回避の要素もありません。
敵の攻撃は撃ち落とすしかないのですが、そもそも敵の攻撃頻度自体があまり高くなくゆったりとゲームを楽しむことができます。
さて、そんな本作の魅力ですが「ゲームと音楽の融合」です。
レーザーの発射音や敵に当たった時の効果音はすべて楽器のようになっており、ただ敵を撃っているだけで音楽を聴きながら楽器を適当に鳴らしているような気持ちよさがあります。
BGMはテクノ調で、電脳空間を高速で飛行する気分が盛り上がります。
1エリアが10ステージで構成されており、ステージが進むごとに音楽は激しくなりビートを刻むコントローラーの振動も強くなっていきます。
特にエリア4でステージチェンジする時にドラかなにかの音がするのですが、集中して敵を撃ち続けた後の一瞬の小休止にジャーン!と鳴るのは本当に気持ちよかったです。
文章にするとこれだけのゲームなのですが、これが本当に楽しい。
“攻略!”とか“達成感!”というよりただただ触っているだけで遊べるおもちゃのようなゲームと言えるでしょう。
難点としてボス戦が面倒臭いです。
上で書いたようなゲームらしくない部分は道中の話なのですが、その分を取り戻そうとするかのようにボス戦が難しめにしてあります。
体力が高く、攻撃も激しめです。
そしてゲームオーバーになるとステージの最初からになります。
1ステージは10分程度なのですが、道中が簡単めなためこうなると面倒臭さが勝ってきます。
全部で8ステージほど(メインモードはステージ5まで)とボリュームは少なめなのですが、スコアアタックモードが用意されているため同じステージを何度も遊ぶ前提でリリースされたのだと思われます。シューティングはだいたいこんな感じですね。
そしてこちらもシューティングのお約束というか……このゲームでスコアを上げる方法はコースを覚えて出てくる敵やアイテムを寸分漏らさず撃ち落としていくというもので、こうなるとゲームの根幹であった気持ちよさを味わう余裕などあるはずもありません。
私はこのモードはまったく遊ぶ気になれませんでした。




