08 ルノ、冒険者ギルドでクエストを受ける 前
どうも黒玲白麗です。少し体調が崩れてしまい、次話投稿が遅れてしまい申し訳ございません。たまに体調が崩れたり、投稿する暇がない時もあるので、今後は、1日の投稿回数を増やして、話を出せる時に出そうと思います。でもできれば欠かさずに話をあげようと思います。今後ともよろしくお願いします。
俺はルノ。今、冒険者ギルドに向かっている最中だ。何故、冒険者ギルドに向かっているかというと先程ノルンに記憶に関する事を聞いた所、どうやらノルンはシチューを食べて、懐かしいと感じた様だ。
なのでノルンの身元の手掛かりになるかと思い、冒険者ギルドにシチューは主に何処で食べられているかなどのシチューに感する情報を集めるために冒険者ギルドに向かっている。
ノルンは首を傾げながら今どこに向かっているのかを聞いてきた。
「お兄さん、どこにいくの?」
「今から冒険者ギルドって所に行くんだよ」
そういうとノルンはそうなんだ。と言って辺りを見渡しながらニコニコしている。どうやら今朝来た時よりも出店が開いていて、様々な物を見られるからかノルンは今、とても楽しそうだ。そんなノルンを見ていると、いつの間にか冒険者ギルドに着いたみたいだ。
扉を開き冒険者ギルドに入る。すると2回目でもなかなかに驚く大きな魔獣の頭蓋骨が出迎えてくれる。横にいるノルンを見てみると、大きな魔獣の頭蓋骨を見て、驚いた様で、口を少し開けたまま呆然と頭蓋骨を見ていた。
うん! 呆然とているノルンもやっぱり可愛い!
っと話が逸れる前に、当初の目的を果たそう。俺はいまだに呆然としているノルンの手を取って、受付カウンターに行こうっと言って動く様に促す。
するとノルンは正気を取り戻して、俺に着いてきた。ノルンは頭蓋骨を指差しながら、
「お兄さん! お兄さん! あれ何⁉︎」
「魔獣の頭蓋骨だろう。凄く大きいなノルン」
「うん! 大きい! すごい!」
どうやらノルンはあの頭蓋骨が気になる様だ。こころなしか、語彙力が下がっておりどうやら余程、あの頭蓋骨に驚きと興奮を感じたのだろう。
歩き初めてもノルンはチラチラ頭蓋骨の方を見ていたが、どうやら、だいぶあの頭蓋骨が気になったようだ。そんなノルンの以外な一面俺はもういろいろと満足だ。
そんな事を考えていると直ぐに受付カウンターについた。俺は今日の目的を聞いてみようと、カウンターに突っ伏している受付嬢に話しかける。
「あの〜すいません」
すると受付嬢がものすごいスピードで背筋を伸ばしてちゃんとした体制になった。いやすごいな。
「は、はい。何でしょうかってルノさん?」
「あ、昨日の受付の人」
俺が話しかけた受付嬢はどうやら昨日、俺を対応してくれた受付嬢だった。すると受付嬢が、
「いらっしゃいませルノさん。昨日振りですね。今日はどの様なご用で? クエストを受けに来たのでしょうか?」
と言ってきた。確かに、俺も冒険者らしくクエストを受けてみたいが、今日は別の事です。と言って今日の目的を受付嬢に聞いてみた。
「あの、実は俺、シチューの事について調べているんですけどもシチューって主に何処で食べられているか知ってますか?」
「シチューですか? シチューでしたら基本的に何処の地域でも食べられていますよ?」
「なるほど。ありがとうございます」
俺は受付嬢にお礼を行ってカウンターから離れる。
あれ? つまりシチューじゃノルンの故郷の手掛かりにならなくね? やっば早速詰んだ。う〜ん。うん、しょうがないな。シチュー1杯食べただけでノルンの身元がわかるとは思わなかったし。
まあ冒険者だからクエストをこなしながらノルンと一緒にいろんな所行けば何か分かったり、シチューを食べた時みたいに何かを思い出したりするかも知れないから、気長に行こう。けど流石にこんなに早く聞き込みが終わるとは思ってなかったからな。
暇だ・・・・。そうだ! さっき受付嬢が言っていたクエストを受けみよう。
そう思った俺は、もう一度受付嬢の所に向かった。
どうも黒玲白麗です。探偵ルノ君、貴重な情報を得たかと思ったらまさかのシチューはどの地域でも食べられていました。ルノ君、残念、どんまいです。さて、次回はルノ君がクエストを受けて初めて冒険にでます。果たしてルノ君はクエストを無事クリアできるのか⁉︎
次回、08 ルノ君、クエストを受ける 後 です