プロローグ
どうもお久しぶりです! ねこラシです。
今回もよろしくお願いいたします!
唯一の友を失った。
現状理解がままならない状況で、強くなった、成長したと思えば更に上がいて、残酷さを知ったと思ったらもっと過酷で……。
壁を超えたと思ったらまたすぐに大きな壁に当たって……。
その少年との出会いが全てを変えた。
オレが勇者として、世界に嫌われていることを自覚する以上に大切な出会いだった。
データや他人の評価などが個人の実力と反映されるこの世界で、必死にもがき、苦しんだ。
もしも『聖剣』があったら、もしももっと仲間がいたら、もしもオレがもっと強かったら、もしも──。
やめよう。
少年は、ルメアは死んだ。
ともに誓いを立てた少年は世界に殺された。
実力主義という世界を終わらせると誓い合ったのに……!
歯ぎしりしながら物言わぬ骸となったルメアの遺体を握りしめながら固く誓った。
オレが、ルメアの意志を継いで世界を変えてみせる、と。
実力主義とはなんなのか。
成果主義、資本主義、などと言い換えることが出来る。
それらに共通することとして、頂点に立つ人間が下位層の全てを掌握している。
誰を昇格し、誰を落とすか。
では本当の頂点に立つとはなんなのか。
本当の実力とは何か。
家柄、身分、武力、知略、他人からの評価、社会性などなど。
それらを統括すれば実力か──。
頂きへと至れば全てを網羅し、支配できるのか。
不平等でない平和な、誰もが笑っていられる世界を作れるのか。
否、とは言えない。
理由は誰も知らない答えだからだ。
その答えを探るために、オレは立ち上がり、成り上がるのだ。
本当の実力とは、実力主義とはなんなのか────。
続きが気になる方はお星様やブクマを押して頂けると光栄です。感想、リアクション等でも馬鹿みたいに作者は喜びます。
何卒よろしくお願いします!




