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ホルンの魔法  作者: spring♪
15/28

♪楽器オーディション①


今日は1年生の楽器オーディションである。

そのため、1年生はおろか先輩方もドキドキソワソワしている。

音の高い順のため、フルートからのオーディションとなる。


私は真尋先輩からフルートを受け取ると、息を入れた。

1回音が出ると、体に染みついているようで一発で音が出た。


全員吹き終わったところで、須川先生は私に言った。

「桜田さん、ちょっと歯見せて。」

私はビックリしたが、言われるがままに口を開けた。

すると先生は「はい、ありがとう」と言って手元の紙に丸をつけた。


次はクラリネット。

こちらもすんなり音が出た。

アルトサックス、テナーサックスとサックスを吹いていく。

リード系は音を出せる人が少なく、半分もいなかった。


須川先生は淡々と紙に丸やバツをつけていく。

隣で中島先生も丸やバツをつけているのが見える。

その度に寿命が縮まっていくようにドキドキした。


続いて金管楽器のオーディションへと移った。

トランペットを持った七海先輩が隣に座る。

そして小声で「がんばって」と言うと、トランペットを私に渡した。

ちゃんと七海先輩なは言われたことを思い出して息を吹きこんだら、音が出た。

七海先輩ってすごい!と心から思った。


そしてホルンの番がきた。

相変わらず仲良さそうにジャレあっていた。

春山先輩は私の隣にきて、ホルンを渡すとニコッと笑った。

私は教わったようにホルンを構えて、息を吹きこんだ。

“ポーポー”と優しい音が出る。

そんな音に惚れてしまう。


あっという間にホルンのオーディションは終了した。

2人は「今年、ホルンの音出た人多かったねー」

「ですねー」

と仲良くおしゃべりしながら、教室を後にした。

そんな2人の姿を見れば見るほど、ホルンパートへの思いは強くなっていった。


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