第38夜
この日、チーム全体を見るために実戦授業がされた
「ナウマク サンマンダ バサラダ センダ マカロシャナ ソワタカ ウンタラタ カンマン」
「臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前! 万魔拱服ッ!!」
亜矢椿先輩と瀧月君の連繋は日増しに強くなって行く。
美咲さんは回復や結界といったサポート術が最近また上がってきた
役たたずの僕はポツーンと置いてけぼりをくらう……
「僕っていない方がいいのかなぁ……」
何気無く発したその言葉を聞いた三人はギョッとした。
「何を言っているんだ広野江!お前にだって出来ることは沢山あるだろうが!」
「そうですよ!だから元気だして!」
「出来ることって勉強だけですし、これと言って何かに特化してる訳でもないし……実戦に至っては……」
一度ネガティブに入ると元に戻るのが難しい。そんな僕に痺れを切らした瀧月君は
「あぁ~も~、めんどくせぇな!!お前は黙って俺について来い!俺がお前の面倒をみるから!」
と、まるで女子が聞いたら悲鳴をあげて
「「「キャアァアアアァァアアアアアvV」」」
卒倒しそうな
「先生!この女子達息していません!」
「こっちでは約6名ほど気絶してます!」
何で本当に悲鳴をあげて卒倒しているのだろう?
「瀧月君」
「あっ?」
「そんな口説き文句は女子に言ってあげて……僕の男としての何かが精神的刃によって貫かれて……」
※男としてのプライドが精神的刃によって貫かれ、ボロクソにさせられたということ
「「「きゃああああああああああああvV」」」
「さっきから何で女子が叫んでいるんだろう?」
「さぁ……な?」
「別に危ないことではないと思いますケド……」
「あまり煩いようなら、先生に言うか?」
―――――――――――
※ここから一部のとある女子sの会話になります
「(ちょっ!あのチームヤバくない!)」
「(天然チームだよね!)」
「(もう~最高だよね!色んな意味で!)」
「僕っていない方がいいのかなぁ……」
「(ネガティブ発言ッ!?)」
「(さぁ、どうくる?)」
「何を言っているんだ広野江!お前にだって出来ることは沢山あるだろうが!」
「そうですよ!だから元気だして!」
「(保護者組からかッ!!)」
「(でもまだネガティブだね)」
「(どうする、このチーム)」
「あぁ~も~、めんどくせぇな!!お前は黙って俺について来い!俺がお前の面倒をみるから!」
「「「キャアァアアアァァアアアアアvV」」」
「(彼氏さん来たよ!)」
「(告りに来たよ!)」
「もう、今なら昇天出来そう……」
※とある女子sの会話終了
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「今回はやけに騒がしかったな」
「最近多いですよね?」
「何故か歓喜の悲鳴をあげていたな……」
「そう言えば最近そう言うこと多かったですよね、ケーキバイキングの時とか…」
「あぁ……確かに」
皆も知らない謎の現象。この謎の現象が特に瀧月君といる時に起こりやすかったな。
「瀧月君、何かブランドモノでも持っているの?」
「はっ?持ってねぇーけど?」
ますます理由がわからなくなった




