第18夜
瀧月君や美咲さんと一緒に勉強会。
「悪いな、お前らだってやらなきゃなんねぇーのに」
「大丈夫ですよ、私もわからない所は一緒に解いていきたいですから」
「僕は友達と勉強会をすること事態初めてだから……なんか緊張して……」
なんでだろ、瀧月君が驚いている。
「あっ!それよりさ、お前らって学力テストん時の結果ってどうだった?」
入学して1週間位した時にしたテスト。そんなことを聞いてどうするのかなぁ?
「私は学年全体では74位でした」
「おぉー!流石ッ!!じゃあ広野江は?」
「えっ、僕!?」
嫌、言っていいのかなぁ?まぁ、大丈夫だよ……ね?
「一応学年全体の順位は2位だったけど……」
「はっ?」
「知っている真言を五つ答えよ。ってでたから、アレ、まだ真言事態何も知らなかったから……」
普通は真言を答えよなんてださないよね?
「広野江、お前頭いいんだな」
「あっ…………」
僕はその言葉が嫌いだ。重く苦々しい記憶。まるで見えない何かに押し潰されそうで……癒えない癒えない心の傷
「広野江君!」
美咲さんが僕を心配して大声で僕の名前を言った、僕はハッ!とした。そして気づいた。身体がカタカタと震えていたのだ。
「大丈夫か広野江?」
「う、うん。平気……だよ」
本当は平気じゃない。でも、彼らに話す様なことじゃない。
だって僕は……
「ごめん、今日はもう部屋に戻るね」
「えっ!?」
「大丈夫かよ?送って行こうか?」
「平気だよ、じゃあまた明日……」
瀧月君の部屋を後にした僕は早く戻ろうと足を急がせた。




