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ブルーマウンテン ラボラトリー  作者: ko☆gorou
第一章 王宮の学生 タッ君
16/33

起動

8/1 20:47


僕と半袖は勢いよくエレベーターから飛び降り【娯楽室】の前に到着した


扉を開け部屋に二人で入ると半袖はすごい勢いで部屋の奥の方へ走って行った


細長い作りの12畳ほどの広さの部屋には様々な遊戯道具が置かれていた


僕は辺りを見回しながらゆっくりと奥へ進んだ



部屋の左手前側にエアホッケー台


その奥にモグラたたきのような機械



部屋の右手側に長机その上には手前から



樽の上から髭の生えたおじさんが顔だけ出しているもの


鍵盤ハーモニカ


先が二股のふきもどし


けん玉


竹馬


フラフープ


の順に置かれていた



右手側最奥にはエアコンの室外機のようなものの上に


24型位のモニターが載せられているパソコンらしきものがあった


モニターは最近よく見る液晶タイプの薄い物ではなく


ブラウン管TVのようなモニターだった



半袖はパソコンらしきものの前でデスクチェアーに腰掛けると背もたれを前面にして


「ひゃっはぁーっ!!」と言いながら


両足で力強くデスクチェアーの車輪に勢いをつけ


「ズゴァアアアアアアッ」と音を立てながら部屋から出て行ってしまった



半袖がいなくなった今ミッションを遂行出来るのは僕しかいない…


覚悟を決めてパソコンらしきものの前に立った僕は先ずスイッチを探した



室外機の方を調べると


両側面に規則正しく配置されたストライプの排気口のような穴が並び


前面からは赤.青.黄色のコードが3本出てモニターの横に並んでいた



モニターの方を調べると


右上部に鋼色のダイヤル式つまみ


右下部に「押すなよ!?絶対押すなよ!?」と書かれた赤いボタンが配置されていた



僕はすぐさま赤いボタンを押した


すると長机の上にあった樽に埋まった髭親父が勢いよく樽から吹き飛んだ


すると「ヂィイイヂヂヂヂヂカカカカカカカ」と室外機が音をたてながら起動し


モニターに「デンッ」という警告音と共にメッセージが映し出された








「カレ ニモ カゾク ガ アッタノニ…ヒゲ フォーエバー…」Y/N?




僕は気が動転してダイヤル式のツマミを何回も回した



「モウ オコッタ カモー!!」



後ろを振り返るとモグラ叩きの穴からありえないほどの速度で


パトランプの様な発光体が真っ赤なフラッシュを放ちながら


「キュインキュキュキュキュイン!」


と大音量で穴から出たり入ったりし始めた…



僕はその恐怖に耐えられず堪らず部屋から飛び出そうと部屋の入り口に向かって走り出した


「ガシャアァアン!!」


【娯楽室】入り口ドアはシャッターが閉まり固く閉ざされた




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