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社畜リタイア求職中が異世界転生はしたいけど条件が厳しくて転生先が見つからない  作者: てんまる99


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5/7

こっちの世界じゃ普通?

まだまだ書きなれませんが⋯

夕飯を食べ、ようやくこの世界で生きていることが実感できた。


「腹も膨れたし、とりあけず部屋に行くか」

「ですね〜」

チロルも腹をさすりながら頷く。


声をかけると、酒場のキキと言う名のウエイトレスが部屋へ案内してくれた。


中に入って見ると、部屋はそこそこの広さ。

机や椅子、ランプ、物入れ等必要最低限の物は揃っている。

コレなら家賃は安すぎる位だ。


ただ、チロルには申し訳ないがベッドは一つしか無い。

まぁ本人が気にしてない様なので良いだろう。


キキは一旦部屋を出ると、大きな桶に湯を入れて持ってきた。


「さあ、お客様、流しますので脱いで下さい」

「脱ぐ? 何を?」

「服以外に脱ぐものあります?」

「え、なぜ?」

「身体、流さないんですか?? せっかくお湯持ってきたのに」


ここで俺は理解した。

なるほど、ここでは風呂は一般的で無いらしい。

桶の中でお湯で身体を流す、のが普通か。

しかしだ。


「服を脱ぐと、裸では?」

「そりゃそうですよ。お客様、鱗でも生えてるんですか?」

「いや、そんな事無いが⋯」


チラリとチロルを見る。

「良いんじゃないですか。この世界ではこれが普通みたいですし」

「しかし俺は男だ⋯その、裸を見られたら騒ぎに⋯」

「大丈夫ですよ」

「え、なぜ?」

「ほとんどの人は男性と言う存在を知りませんから。単に筋肉質な人だと思われるだけです」

「そ、そうか⋯」


もう諦めて服を脱ぎ、身体を流して貰った。


案の定、

「お客さん、細い割に筋肉質ですね!」

とは言われたが、それ以上の事は無かった。


ただ流している間、時折キキが首を傾げるのを見た。

どうも潜在的には違和感を感じている様だ。


旅の疲れを流して貰い、ようやく落ち着いた。

見ると、チロルはとっくにベッドでイビキをかいて寝ている。

⋯⋯図太いヤツ。


が、俺は未だに興奮しているのか、眠くならない。

まだ宵の口でもあるので、町の様子を見に行く事にした。


日が落ちて、さすがに露天は閉まっているものの、酒場や店はまだ営業しているところも多い。

それだけ治安は良いのだろう。


と、町の表通りから一歩、細い路地に入った時。

「すみません、買って貰えませんか?」

不意に声を掛けられた。


見てみるとまだ幼い少女が俺の服の裾を掴んでいた。

年の頃なら10歳位か。

つぎあてだらけの服を着ている。

どうも貧しい生活をしている様だ。


「買うって、何を?」

見た所、少女は何も売るものを持っていない。


「私を⋯ひと晩買って下さい。お願いします」

少女は頭を下げ、必死の表情で言った。


作者のやる気は イイね や 感想 で出来てます(笑)

ぜひぜひ御意見、お聞かせ下さいませ。

気に入った部分だけでは無く、ここが“読みにくかった”“分かりにくかった”も、とても参考に成ります。

感想書いて下さる人には本当に感謝です。


もちろん評価とか貰えたら大感謝‥いや、望みすぎは良くないですね、反省。


また、連載形式で数日ごとアップしますので、読み逃し無いようお気に入り登録も宜しくです。


他にも小説家になろうに色々作品アップしてますので、良かったら見てみて下さい。

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