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社畜リタイア求職中が異世界転生はしたいけど条件が厳しくて転生先が見つからない  作者: てんまる99


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転生は厳しいよどこまでも

異世界転生ネタで書いてみましたが‥転生できませんでした?

用語解説

OJT:On the Job Training の略

お前ら地獄で戦え の略とも言われる

「さあ、望むも世界を一つ、選んでください」

目前の光輝く女神サマがのたまった。


真っ暗な空間に、宙に浮く神々しく光輝く女性。

まぁこれを女神じゃないと否定するのは難しい。


「その前に、少し明るさを下げてくれませんか? 眩しくて‥お顔をちゃんと拝見したいですし‥」

「あら‥良いですよ。これくらいで?」


照度が下がり、女神サマの姿がきちんと見える様になった。


金髪の腰まであるロングヘアー、白い薄布をまとい、年齢は見た目18〜20歳。

背中には光の羽。

何故か少し前まで推していたアイドルの娘に容姿が似ている。


「ありがとうございます。以外とお若いですね」

「それは貴方の好みに合わせたのです。本質的に神には外観はありません」

「どうりで好みドンピシャだと思った」


「こほん。繰り返します。“神崎守かんざきまもる”さん、無職、24歳、現在は‥おや、どうしました、涙を流して?」


「いや、神様にも無職って言われちゃうんだなって‥」


そう、俺は三流の大学卒業後、入った会社がウルトラブラック企業だったため、体を壊し退職していた。

現在は回復して求職中だ。


「あくまで貴方の現在のステータスに過ぎませんから、気にし過ぎない様に‥」


「あ、ありがとうございます。少し気持ちが楽になりました。さすが、女神サマの言葉は説得力が違いますね‥」


「‥貴方、営業に向いてるって言われませんでしたか」


「いえ、特に‥でもそうなら転生先では営業職になろうかな」


「残念ですが、それはできません。勇者か戦士限定となりますので」


「え、そうなんですか‥武術とか経験無いので自信有りませんが‥」


「そこは転生先のOJTで身に付けて頂く‥あら、再び泣いていませんか?」


「‥いえ、すみません。OJTって言葉にトラウマが‥」

どうやら転生先ですら就職は大変らしかった。


「安心して下さい。転生から1週間はクーリングオフ期間が有りますので」


「それって複雑な条件があって、実際には対応して貰えないとかじゃ‥」


「付帯条件は有りません。神の愛を信じなさい」

女神サマは優しく頷いた。


「分かりました‥転生先を選ぶのですよね‥」

ここは女神サマを信じて頑張ってみるか‥。



「貴方は三つの世界から選ぶことが出来ます。」

女神サマが指差すと空間にそれぞれの世界の映像が浮かんだ。


「一つ目はいわゆるファンタジー世界。魔族の襲撃から世界を守ります」

「なるほど。よくあるヤツですね‥もう少し世界の状況を詳しく」

「世界の99.9%は既に魔族に支配されています。残された人類は45人‥」


「それは既に魔族の世界じゃ‥むしろこちらが侵略者ですよね‥残された45人というのは‥?」

「魔族に支配された操り人間が40人と寝たきりの老人が5人です」

「それ、もう駄目なのでは‥他は‥」



「2つ目は近未来。人類はAIに支配され、僅かな人達が抵抗を続けて居ます」


女神サマはビルや廃墟が並ぶ映像を指差した。


「うわぁ、いわゆるデストピアですね。厳しそう‥敵は‥?」


「残った人類を殲滅して下さい」


「げふっ? な、何で?」

「どう考えてもAIの方が正しいので。今後はAIに世界を任せます」

「人類絶滅を手伝う勇者とか嫌すぎます‥次は‥」



「最後は貴方の居た世界によく似ています」

女神サマが次に指差した映像は、確かに見覚えのある感じだった。


「ここはどんな世界ですか?」

「特殊なウィルスのため、死者が次々動き出し、人を襲っています。この者たちを滅ぼして世界を守って下さい」

「いわゆるゾンビ世界‥それは特殊な力を身に付けて死者を滅ぼしたり?」


「わかりません」

女神サマはきっぱりと言った。


「え?」


「ウィルスは神の管轄外ですので‥申し訳ありませんが対抗策は自力で見つけて下さい」

「そ、それは厳しい。それなら転生で特殊能力とか身に付けたり‥」

「有りません」

「は?」


「見知らぬ世界ならまだしも、見知った世界なのですから、自力で」

「ぶ、ブラック転生すぎる‥すみません、ちょっとどれも‥転生をあきらめて元の世界に戻ると言うのは?」


「可能ですが‥あの‥本当に?」

女神サマは戸惑う。


「はい、どうも俺には向いてないぽいので‥」


「分かりました‥残念です‥本当に宜しいのですか?」

「はい」

女神サマが両手をかざすと、辺りが眩しい光に満たされた。


思わず瞑った目を開くと、そこは見知った、元の世界だった。


ビル、舗装された道路‥目前に迫るトラック‥?!


「うわっ!」


『バキグシャグシャベキッ』


体中の骨が折れる激痛と共に思い出した。

‥そうだ俺は女の子を助けようと車道に出て‥‥。


そこで何もかもわからなくなった。

作者のやる気は イイね や 感想 で出来てます(笑)

ぜひぜひ御意見、お聞かせ下さいませ。

気に入った部分だけでは無く、ここが“読みにくかった”“分かりにくかった”も、とても参考に成ります。

感想書いて下さる人には本当に感謝です。


もちろん評価とか貰えたら大感謝‥いや、望みすぎは良くないですね、反省。


また、連載形式で数日ごとアップしますので、読み逃し無いようお気に入り登録も宜しくです。


他にも小説家になろうに色々作品アップしてますので、良かったら見てみて下さい。

ファンタジーからSFまで色々揃えてます。


ドタバタ?ラブコメ「幼馴染がいろいろおかしい」

https://ncode.syosetu.com/n2628lw/


ミステリー探偵物語「ファインド・アイズ」

https://ncode.syosetu.com/n3869lm/


ファンタジーラブコメ「ウチの弟が弟じゃない」

https://ncode.syosetu.com/n4758lk/


SF未来アイドル「えれくとろんあーく」

https://ncode.syosetu.com/n6524ld/


ファンタジーバトル「冥界送人」

https://ncode.syosetu.com/n1995lg/

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