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クーシュ・アルダ

主人公視点

 レベル超越ときたか。ガチャキャラだと、大抵このパッシブが付いてるキャラはSSランクだ。「君の為なら死ねる」では、レベル差によってマイナス補正が働くようになっている。しかもレベル差が大きくなるほど、マイナス補正も大きくなってしまうから無視は出来ない。


 レベル超越は、レベル格差によるマイナスを無くすために必須なんだ。


 勇者も異常なら、魔王軍も異常なわけだ。当然格上の敵と相対するわけで、「君の為なら死ねる」ではそれが顕著なんだ。敵には基本的に、高いレベルが設定されていている。


 だからこそこれがないガチャキャラは、廃産だと言っていい。しかし、レベル超越が付いたガチャキャラは暗記してるんだが――


(まさかさっきのセカンドセンス開放でッ、そこまでの幸運起こるのかッ!?)


「お兄ちゃんは、聖人様なの?私に祝福を下さいました」


 ショタが俺の太ももあたりのズボンの生地をにぎにぎして、上目遣いに見ている。


「もちろんそうだよ(俺のスキルでそうなったのは間違いないな)」


 パッシブカリスマ意訳がすぎんぞ。しかも、何が『もちろんそうだよ』だよ。しかし脱走のタイミングが分からなかったが、今夜なんだな。ようやく脱獄計画再開と行きますかッ。(豆のスープは食い飽きた、俺は新たなマメを探しに行くぜえぇぇぇえ)


「クーシュ・アルダ。お前を離さない(おい。ショタ付いてこい)」


(Nooooooo!違がぁぁぁああうう)

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